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身だしなみを疎かにしていませんか?人は見た目で判断する理由

身だしなみにはきっちりと気を使いましょう。人は見た目で55パーセントの情報をインプットします。見た目は変え難くても身だしなみは変えられます。

営業現場にたまにいらっしゃる型破りな人。態度や身だしなみがいい加減なのですが、成果は上げてくる面白い人材です。そういう型破りなペースや、それを誇りとしている本人の意識が成果をもたらしているのでしょう。

もちろんそれはそれで良い事ではありますが、ただしプロとして、少しでも成果を上げなければならないという視点で見ると、態度や身だしなみがよくなくても成果を上げられるのであれば、そのあたりを改善すれば更に成果が上がるという視点で見なければなりません。

もちろん、先程も言いました様に、弱点があるのに成果が上がる事をステータスとしている場合が大いにありますので、「型破りだから成果が上がるんです!」と反論があるかもしれません。そういった場合、その人と接点のある相手が、持続的に付き合いをつくれる顧客の場合と、初対面の機会が多い仕事を分けて考える必要があります。

持続的に付き合いがつくれる顧客の場合

正直言うと、この場合は多少型破りであっても問題はありません。むしろ相手もそれを個性だと認めてくれる可能性があります。

実際に成果が出ているという事は、顧客からの信頼を得ているという事でもありますので、型破りなりにも本人が感じている空気感の範囲でルールを守っているのでしょうし、それを一つのエンターテイメントとしてパーソナルブランディングの手段に使っている場合もあります。

どちらにしても、それが上手くいっていて、成果を上げているのであれば、あまり目くじらを立てる必要はありませんし、本人の言うとおり、型破りだから成果が上がっているのかも知れません。

初対面の機会が多い仕事

しかし、問題なのはこちらの場合です。初対面の人と出会う機会の多い仕事には、こういう人は向いていません。初対面で印象を悪くして、その後の付き合いが少ない様な仕事は、ただ単に会社の印象を悪くするだけに終わってしまいます。

心理学では、人との会話の時に何を参考にしているかというと、相手の見た目なのです。見た目が55パーセントと、過半数を超えています。話の内容や声のトーンなど、他の要素を合わせても見た目にはかないません。

更に、心理学では初頭効果と言いまして、第一印象がとても長くその後の印象にも続いてしまいます。更に、光背効果と言いまして、一つの事が悪い印象だと、その人の他の部分までが悪く見えてしまうという事もあります。ですので、態度や身だしなみが悪い場合は、こういう仕事には向いていません。

型破りな人の話はちょっと置いておいたとして、今回記載した上記の理由によって、身だしなみというのはとても大切な事なんです。外見そのものを変えるというのは難しくても、身だしなみによって見た目を変えるのは簡単です。相手に不快感を与えない様な身だしなみを心がける必要があるのです。

しかし、相手によって身だしなみの良さの定義はバラバラかも知れません。そんな時は、万人ウケを狙いましょう。確率論で考えて、どういう服装で、どういう髪型をすれば良いのかを考えれば、それに合わせた雰囲気もつくれてしまうかと思います。身だしなみは自分の在り方というよりも、単純に相手からの見られ方だと割りきって下さい。

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