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免疫力は変化する。免疫力変化のタイムテーブル知ろう

身体の免疫力は時間ごとに変化します。例えば、寝る前は元気だったのに朝起きると風邪を引いていたことはありませんか?それ以外にも朝は平気だったのに午後になって熱がでてきた経験をしたことはないでしょうか?

免疫力は24時間一定の状態に保たれているのではありません。ですから、免疫力の活発になる時間帯で発熱がおこります。ここでは症状別に免疫力の活発になる時間帯を紹介していきます。

ウィルス感染に対して免疫力が活発になる時間

ウィルス性の胃腸炎や風邪にかかっている人は午後になって発熱やおなかの調子が悪くなってきます。これには理由があってウィルス感染に対する免疫機能は午後の2時くらいから活発になってきます。そのために14:00~22:00にかけて体の防御反応である発熱や下痢などの症状が発症しやすくなるのです。

細菌性の感染に対して免疫力が活発になる時間

朝起きたら風邪を引いていた人は細菌性の風邪にかかっている可能性が高いでしょう。細菌に対する免疫機能は5:00~12:00にかけて一番活発に働きます。ちなみに季節によって細菌とウィルスでは活動的な時期が異なります。

O-157などの細菌性の食中毒は夏に多く、ノロウィルスなどのウィルス性の食中毒やインフルエンザウィルスが冬に多いのは、細菌が夏に強いのに対してウィルスは冬に強いというのが理由として考えられます。

心筋梗塞がおきやすい時間帯

心筋梗塞にも発症しやすい時間帯があり、7:00~9:00にかけては注意が必要とされています。朝は活動的な働きをするときに欠かせない交感神経が活発になりますが、交感神経は身体を働かせるために血圧をあげ、血を送り出すために心筋に負担をかけてしまいます。

このような理由から朝には心筋梗塞がおきやすくなるので、高血圧の人は朝から激しい運動をしないよう注意する必要があるでしょう。

免疫力は時間帯ごとに変化します。身体から出される発熱などのサインをキャッチしたら、無理をせずに休養などのしかるべき処置をするように心がけてください。

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