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自分の間違いを認めない人と上手く付き合う方法を紹介します

自分の間違いを認めない人って結構いますよね?こういう人は防衛機制が強い人なんです。自己防衛のためにあれやこれやと言い訳をする人の対処法を紹介します。

防衛機制ってなに?

防衛機制という心理学の言葉があります。この防衛機制が強いと、自分の非を認めないのです。なんだかんだと言い訳をしながら、取り敢えず自分は悪く無いという立場を取り続けます。

本当は自分の頑張りが足りないから営業成績が上がらないにも関わらず、会社の環境がモチベーションが上がりにくい環境だからと言い訳してみたり。

本当は自分の能力が足りないから営業成績が落ち込んできているにも関わらず、市場のせいにしてみたり。

本当は自分が商品知識の勉強を怠っているから営業ツールを把握していないにも関わらず、営業ツールが分かりにくいとツールのせいにしてみたり。

周りから見たら明らかにその人のミスであったり、その人の能力によって成果が出ない、頑張れない様な事であったとしても、本人は言い訳をしてきます。しかも、本人なりの合理化という言い訳を展開してくるのです。

冷静に周りから見ていると、失敗や能力不足よりも言い訳をしている方が遥かに恥ずべき事であるのですが、本人は全く気が付きません。あの手この出で言い訳を探して、とにかく言い訳に奔走します。

実はこういったタイプの人は、エリート意識やプライドが高い人が多いんです。しかし本人の意識とは異なり、本当のエリートの人は少ないそうです。

抑圧タイプの人ってどんな人?

自己防衛が強い人意外に、抑圧タイプの人も自分で自分の非を認めないタイプの人です。抑圧タイプの人の特徴は、自分がミスをしたという事実に気が付きながらも、見て見ぬふりをする人です。そしてこういう人は、たまたま運が悪かったという様に、見えないもののせいにします。

この傾向は、自分自身の能力が低いからなんです。能力が低いから運のせいにするという傾向があります。では、こういう風に自己規制が強い人や抑圧タイプの人に対しては、どの様に対応すれば良いのでしょうか?

こういう人に対してストレートに指摘をしてはいけません。こういう人たちは、人から指摘される事を極度に嫌う人達なんです。ですので、ストレートに指摘をするのでは無く、時間が経過して相手が頭を冷やしてから、助言という形を取りましょう。

失敗を人のせいにする人

自分の失敗を認めない人の中で、人のせいにする人がいます。このパターンは最もたちの悪い人達です。こういう、人に責任転嫁する事を防衛機制の投射と言います。

こういう人の特徴は、責任転嫁をする相手を、自分よりも弱い立場の人に対して行います。抑圧された感情を他に責任転嫁する事を転移と言いますが、この場合も自分よりも弱い立場の人に行います。

例えば営業マネージャーが上司の部長からマネジメントの方法が悪いと怒られたとします。営業マネージャー以下の部下たちの組織的な事を指摘された訳でも無く、明らかに営業マネージャー自身のマネジメント手法を指摘されたにも関わらず、マネージャーは部下たちの働きが悪いからだと責任を転嫁します。

また、先輩営業マンがお客様からこっぴどく怒られたとします。それを後輩の営業マンが似た様な事例で怒られていたとしたら、その情報をつぶさに知らせなかったからだという様な転移をしてきます。

こういう人たちへの対処方法はたった一つです。そういう人たちと関わらない様にしましょう。こういう人達はとても幼稚な防衛機制を持っているので、相手にしない事がおすすめです。極端な例にはなりますが、こういう人たちの理屈は論理的ではありません。

例えば、幼稚な防衛機制のAさんがいたとします。彼はいつも何かあれば人に責任を転嫁しています。そしてAさんはBさんの事が嫌いだったとします。するとAさんはこう思うのです。自分がBさんの事を嫌いなのは、BさんがAさんを嫌いだという感情があるからだと。

また、今まで組織の事を考えて頑張っていたCさんが、最近成績が落ちてきました。その頃に入って来たDさんも、組織の事を考えていました。二人の仕事のフィールドは異なり、お互い干渉をする性質の仕事でも部署でも無いにも関わらず、Cさんは、自分の成績が落ちたのはDさんが入って来たからに他ならないと逆恨みをしています。

想定しておく

こういう人たちとは関わらないにこした事は無いのですが、どうしても仕事上などで関わらないといけない時は、自分との心の距離感をしっかり感じておく様にしておきましょう。更に、そういう様な事を言い出す可能性があるという事を、事前に想定しておきましょう。

あらかじめそういう人なんだと心の予定に入れておけば、実際に責任転嫁をしても受け流す事が出来るでしょう。物理的な距離を保つ様にし、物理的な距離を保てない事情がある場合は心理的な距離を保ちましょう。

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