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マジックの種と仕掛け。種と仕掛けは意味が異なります。

マジックをする時に、よくマジシャンが「種も仕掛けもありません」と言いますが、そんなマジックは当然存在しません。しかし、種はあっても仕掛けが無いマジックというのはあるのです。マジックの種と仕掛けの意味を紹介します。

先ず、仕掛けについて。特に大掛かりなマジックで、ステージの上で行うようなマジックやイリュージョンは、様々な仕掛けがしてあります。大掛かりな仕掛けによって、とてもダイナミックで見た人が驚くマジックとなっています。

勿論、目の前で見せるクロースアップマジックにも仕掛けのあるマジックは多いです。つまり、仕掛けとはマジックに使用する道具自体にトリックがあるものです。

それに対して、種というのはどういう事なんでしょう?ここはマジックの面白いポイントで、実は種はどのマジックにもありますが、仕掛けが無いマジックっていうのは存在します。これはどちらかと言うと目の前で見せるクロースアップマジックに多いのですが、道具に仕掛けが無いのに、驚きのワザの連続という場合があります。

よくテレビなどで、トランプを使って、お客様が選んだカードを真ん中に入れても、指を鳴らすと一番上に上がってくるという様なマジックがありますが、ああいったたぐいのものが、実は仕掛けが無かったりするのです。

どんなトランプでも出来てしまうので、もしマジシャンがお客様が持参したトランプでやったとしても同じ現象を起こす事が出来るでしょう。つまり、全てテクニックだけで成立しているという事です。

指先のテクニックだけで不思議な現象を起こしたり、相手の注意を他の所へ向ける行動をしていたり、相手の注意を他の所へ向けるトークをしていたり、マジシャンの言動や道具には全て意味があるんです。

ですので、仕掛けで成り立つマジック、テクニックだけで成り立つマジック、仕掛けとテクニック両方を使っているマジックと、大きく分けると3つのパターンがあるという事なんです。

ですので、種も仕掛けもありませんというマジックは成立しませんが、種はあるけど仕掛けはありませんというマジックは実はあり得るのです。近年多くのマジシャンがその素晴らしテクニックとアイデアによって、本当に素晴らしマジックを披露しています。

マジックに使うテクニックにどういったものがあるのかを勉強してからマジシャン達の素晴らしい演技を見ると、ものすごいテクニックを使っている事がご理解頂けて、どちらかと言うとそっちの方に驚くという場合もあるくらいです。もし良かったら、マジックのテクニックを学んでみて下さいね。

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