知識や教養を高めためには毎日読書の時間を取るのがオススメ
ビジネスマンとして、今よりももっと知識やスキルを高めたい、大人としての教養を身につけたいと思っている方はいらっしゃいませんか?出来る男、出来るビジネスマンの条件とはどんなものがあるのでしょうか。
ビジネスのスキルなど、一朝一夕で伸びるものではありません。しかし年齢を重ねていってしまうとどうしても自分の固定観念に凝り固まってしまったり、考えそのものの柔軟さを失ってしまったりします。
柔軟な思考を失うと時代の変化についていくことが出来ず、良い仕事をすることも出来ません。自分の仕事のレベルを保ち続ける、良いビジネスというものを生み出し続けるためには、意識して常に情報や価値観のインプットを行わなければならないのです。
毎日読書の時間を作り、一日一日を有意義に使えるようにしましょう。
読書というものの力
読書というものは、自分とは全く違った人生を歩んできた人、思想や信条が違う人たちの考えに最も簡単に触れることが出来る優れたツールなのです。本というものは元々情報を過去に残し、それを広く伝えるために作られました。
人間にとって、自分と全く違うものと触れるというのは、自分自身の固定観念や価値観を一度大きく作りなおすことにほかなりません。
本を読まずにいると全く違う人とは関わることもありませんし、その人の考えを知りたいと思ったら膝をつきあわせて深く会話をするしかないのです。
しかし、日々忙しく働いている皆さんにそんな時間はありませんよね。その人と出会うきっかけが必要ですし、アポイントメントを取ってさらに初対面の相手から深い考えを聞き出すということは容易ではありません。
本一冊を読むだけならばせいぜいが数時間で終わらせられます。その本の一冊一冊は、一人の人生と言っても過言ではないのです。
一介のビジネスマンが日本を代表する企業の取締役の考え方に触れることが出来る、手の届かないような世界や外国で活躍している人たちの考えにも簡単に触れることが出来るのは、本だけです。
自分と違うものに触れる、自分と近しい考えに触れて更に自分の知識や価値観を強化するというのは、自分自身の考えが凝り固まってしまわないように気を付ける特効薬なのです。
読書で得られる知識は無限大
日本は読書大国です。幸いにも日本語という言語は曖昧な表現からしっかりとした表現、日本人独特の感性を表すための言葉が多いので、同じ内容であっても書き手が違えば全く違う印象の本になります。表現の自由度が非常に高いこともあって、本屋では毎月のように大量の新刊が入荷されています。
人が一生かけて読める本というのはどうしても限界が決まっています。物心ついた時からひたすら本を読みあさっていても、日本中の本を読みつくすことすら出来ないでしょう。
本というツールを使うことで、時代や人種を超越し、いつでも新しいもの古いものの知識や考えを受け入れることが出来るのです。
知識や教養は過去から学ぶのが最も効率が良いものです。読書をするということは、上限なく常に勉強し続けられるということなのです。
隙間時間を作って読書をしよう
忙しい毎日の中で、必ず本を読む時間を作るのは大変だという方もいらっしゃるでしょう。しかし、読書の有用性はすでに述べた通りのものですので、出来れば長く時間を取って読書していただきたいのが本音です。
ただ、本を読み進めるということはたった5分の間でも可能なことなのです。数時間の読書時間なんて到底取れないという方は、生活の中にある隙間時間を読書に当てるようにしてみましょう。
毎朝、そして毎日帰宅する時に電車やバスで通勤しているという方はその移動時間を読書に当てます。ランチタイムに手早く食事を済ませ、余った時間を読書に回すのもオススメです。
朝起きてすぐ、出社するまでの時間を使うのも、夜お風呂に浸かりながらのんびり読書を楽しむのも、どんな読み方でも良いのです。
本の読み方に絶対の決まりはありません。細切れに読んでいて内容を忘れてしまったのであれば少し戻るのも自由です。一日15分隙間時間を読書に当てたとすると、年間ではおよそ90時間も読書に費やしている計算になるのです。
90時間あれば何冊の本を読むことが出来るでしょうか。その本にはどれだけの知識や仕事に役立つかもしれないアイディア、そしてストレスの溜まる毎日を癒してくれる面白さが詰まっているのでしょう。
読書をしなくても誰も困りはしません。しかし、積極的に毎日読書をすることによって、確実に頭の中には多くの知識が根付いていきますし、読書によって脳を働かせることになるので思考の柔軟さを失うことも防げるのです。
今日はどんな本を読もうかという知的好奇心は、人間を成長させる重要な原動力です。いつの間にか本を読まなくなってしまっている方、余り本を読んだことがないという方も、いつからでも遅くはないので読書を始めましょう。