夏だけじゃない!一年中リラクシングでいられるステテコ
最近ルームウエアとして若者や女性の間で浸透してきたステテコ。今まではどうしても中高年向けの肌着という印象が強く、馴染みの薄いものでした。しかしここ何年かでイメージはガラリと変わってぐっと身近なものになってきました。
夏は涼しく、冬は防寒着にもなるステテコついて詳しく紹介していきましょう。
ー 下着としても一枚でもOK!ー
ステテコの歴史は古く、明治時代以降に着物や袴の下に履く下着として普及したのが始まりだとされています。
汗を吸い取る為ベタつきを防ぎ快適なことと、直接ズボンに密着しないためズボンそのものを痛めることがないのだそう。
高温多湿な日本の気候に適している下着と言えるでしょう。主に素材は綿を使用し、生産の過程で一度生地を大きく縮めて、デコボコとした凹凸のある素材のもの(クレープ生地)を使用しています。
このデコボコが、汗をかいた肌に直接触れる面積を減らし快適に過ごしやすくします。
2008年頃から今までのイメージを払拭するような柄や素材のものまで登場して、 これまで縁のなかった若年層にも段々と受け入れられるようになってきました。
派手な柄や少し風変わりのステテコを着用すれば、夏の時期の軽装にアクセントとして彩りを添えます。
また年間通して着用でき、トランクス型やボクサーブリーフのようなタイトフィットするものまであり、一度着用し体感すると手放せなくなるはずです。
ー日本の伝統文化を受け継ぎ世界に発信ー
以前に一旦定着し、時代の流れと共に段々と倦厭されてきたステテコですが、世界的にみてもインナー(肌着)とアウター(外着)を兼ね備えているのは珍しいのだそうです。大手のファッションブランドさんなどは世界に発信しようと展開していく模様。
日本の伝統的な文化をもう一度見直して良さを再認識する。それをまた世界に発信し、ブームを生んで経済の活性化に繋がればいいなと思いませんか? チャレンジされたことのない方は是非試してみてください。