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クルマ持ちはステータス?都内在住だったら車を買いますか?

バブルが崩壊し早20年以上が経った。そしてクルマを持つことがステイタスだという時代の風潮も徐々に薄れていった。大学生の男子が車に憧れる、お金を貯めて買う…ということは当たり前だったが、今やそんな風潮はなし。経済的事情を鑑みると、できるだけ無駄な消費は抑えたいというのも当然である。

こと都内ではクルマの必要性がほとんど感じられないということには自然に同意できるが、所持していればそれはそれでクルマのコストにみあったあらゆる対価が得られるのではないだろうか。ここでは、自明であるデメリット(主に金銭面)は置いておいて、メリットについて考えていきたい。

クルマを持つと、もう一つ自分の部屋が増えたように思える。好きな曲をある程度の音量で聞けて、外から邪魔されることもほとんどない。それに、早朝でも深夜でも、自分の好きな時間に繰り出すことができ、時間の使い方・制約の質が大きく変化する。

道さえあればどこへでも行けるという感覚はとてもワクワクするし、心地よいものである。単なる移動手段としてクルマを持つのも良いが、ちょっとした見栄・カッコよさも求めるのなら、中古の外車を買うのが良い。ちょっとナルシストっぽいが、クルマに乗っている自分・オーナーの自分に少し自信がもてる。

私は、学生の頃多少無理をして中古の外車(BMW)を購入したが、女子でクルマ好きは珍しいからか、クルマの話題になると結構驚かれたり、褒められたりするのが正直嬉しかった。中古の外車の価格は、思った以上に低く、それほどハードルは高くない。

中古車走行距離も、見た目も新車と遜色ないようなものが100万ちょっとで買えるような時代なのだ。(初期費用抑えめな分、修理代やガソリン代が多少かさむのは言わずもがなだが…)

そしてクルマの有無を気にする女性は少ないと思いきや、やはり有るのと無いのでは反応が全く違うということも否めない。ご存知の通り、ゲンキンなものだ。色々な煩雑さを考えると、レンタカーやカーシェアリングが一番良いのかもしれない。しかし、いつでも使用できるマイカーは時に格別な満足感を与えうるものである。 

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