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黒い車の所有者必見!傷にめっぽう弱い黒色車の正しい洗車方法

洗車というのは必ずボディーに傷をつける行為です。特にブラック系のボディーは、他のカラーよりも断然“傷に敏感な色”だということは覚悟しておく必要があります。

ブラック系ボディーを上手に洗車するには、ちょっとしたコツがあります。傷を目立たせない方法であり、なおかつ、どうせ傷がつくのなら後々うれしい効果が出るような洗車の方法となるので、ブラック系ボディーの車に乗っている人は、ぜひ覚えておいてくださいね。

どちらかというと、ここまでやっている人はよほどの車マニアだけかもしれませんが、チャレンジしてみたい人は積極的にやってみてください。もちろん、ブラック以外の色の車も同じ効果を得ることができます。

それは、洗車時にスポンジを滑らせる方向を、すべて前後だけにするんです。ボンネットとトランクの方向と言った方がわかりやすいかもしれませんね。スポンジを前後のみに動かすと、縦方向への傷しかつかないことになります。ルーフ・トランク・ボンネットは前後のみに、逆にドア周りなどの立っているプレートの場合は上下のみに動かします。

多くの人が、円を描くようにスポンジを動かしたり、一定方向だけでなく不規則な動きで動かすために、傷が円状になってしまい、近くで見たときに小さな傷が目立ってしまいます。縦方向のみの傷だけだと、円形傷ほどは目立ちませんからね。

しかももう一つ、縦方向のみの傷にはうれしい効果があります。それは、撥水しやすいこと。一定方向だけに傷をつけることで、雨の日も水が流れやすいというメリットがあります。水が流れやすいように溝を掘っているのと同じ効果があります。どうせ洗車によって傷がつくのであれば、後々撥水に有利な傷をつけてしまいましょう、ということです。

これはワックスやコーティングをかけるときも、全く同じ事が言えます。ワックスも洗車同様、必ずボディーには傷をつけています。ただしワックス(コーティングも含め)は“塗りムラ”があると効果が半減するため、塗りムラをなくすために円を描くようにかけることが多いのです。

塗りムラを少なくしつつ撥水効果を高めるワックスのかけ方ですが、例えばルーフであれば、端から端までタテ方向へ一直線にかけます。ワックススポンジの幅はせいぜい10cm程度ですが、タテ方向へ数本平行にかけながらルーフ面積の1/3~半分程度を一気に塗っていきます。

そのままだと塗りムラがある可能性が多いので、今度は塗った部分に横方向へ軽くかけて塗りムラをなくします。最後にもう一度、初めに塗ったようにタテ方向へ軽く塗り直します。タテ→ヨコ→タテという感じでワックスをかけるのが、塗りムラがなく、しかも撥水効果が高いワックスがけの方法となります。

時間は少しかかりますが、毎回この方法で洗車・ワックスがけをすることで、1年後にはかなり塗装状態に違いが出てきます。ブラック塗装の車はデリケートですが、「黒」は「金」よりも上の“最上級の色”と言われています。いつまでも愛車をツヤツヤ、ピカピカにしておくためにも、車のお手入れに少し時間をさいてみてはいかがでしょうか。

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