荷物を減らして行動力を劇的にアップする奥義
体重が増えて行くと、動きたくなくなるのと同じで、荷物が増えると、人間は動きにくくなります。思い出の品、人との縁、課題に、期待、責任などなど、、、挙げればきりがないですが、背負い込むものが増えると、がんじがらめになり動けなくなってしまいます。
なので今日は、荷物を減らして行動力を劇的にアップする奥義についてお話ししようと思います。どうぞ最後までおつきあいいただき、すばらしい人生を歩まれてください。それでははじめようと思います。
荷物が多い人の特徴
荷物が多い人の特徴として、言い訳がましい人が多いです。たとえば、わたしは変化に対応するのがすごく苦手で、突然環境が変わる事にある種恐怖にも似た感情を覚えてしまうところがあります。なので、旅行とかが苦手で、すべてが新しく、すべてが経験した事ない事の連続なので、気疲れしてしまい熱を出してしまう事も多々あります。
なので、旅行などに誘われると、わたしは必ずあれこれ理由をつけて断ります。これはわたしが荷物をたくさん抱え込みすぎているからです。荷物というのは、実際の荷物の事ではありません。恥をかきたくない。恐い思いをしたくない。道に迷いたくない。失敗したくない・・・
こうゆうちっぽけなプライドや、心配事もすべて荷物と言えるでしょう。本当は旅行に行きたいのに、上記のような理由で行けない。そのために、あれこれ言い訳を並べて、断るわけです。それならば、そんな荷物は全部捨ててしまうと良いでしょう。
何が荷物なのかは自分の基準で決める
わたしは、団体行動が子どもの頃から苦手で、よく通信簿には協調性がないとか、周囲と同じ行動をとる事が出来ないなどと書かれていました。なぜかはよくわからないのですが、人と同じ行動をとることに異常な違和感を感じていたのは事実です。大きくなってもそれはあまり変わりませんでした。
そのため、わたしはみんなで何かをする事に誘われると必ず断るようにしました。そうしないと自分が保てなくなりますし、大げさではなく自分の人生が破綻してしまう事をどこかで察していたように思えます。なので大勢で旅行に行くような事は絶対にしませんでした。
そしてわたしが取ったのはひとりで旅をするバックパッカーのスタイルでした。わたしは、団体行動という荷物を捨てたわけです。よく歌などには、プライドなんて捨ててしまえ!などというのがありますが、わたしはこれをしませんでした。ちっぽけなプライドなのかもしれませんが、この小さなプライドを守る事が、自分のアイデンティティを守る事でもある事に気づいたからです。
ただ、そんなわたしでも恥も外聞も捨てて付き合える友人達が10人くらいはいますかね。家族も含めるともっといます。なので、それでいいのかなと今は考えています。大きな荷物を捨て、個として生きる事で、その10人は手に入りました。おかしなものですよね。捨てたのに手に入るなんて。
しかし、捨てる事で手に入るものの方が多いのは事実です。その最も大きなもののひとつが行動力でしょう。わたしが、仮にすべてを捨てていたとしても、行動しなければなにも得るものはありませんでしたから。どんどんダイエットした方が絶対にプラスだと思います。
行動力を得て目標に到達する
上記の取捨選択で、行動力が手に入ったら、あとはその選んだ道を信じてどんどん突き進みましょう。わたしは一人旅というスタイルがいまでも性に合っているなと思います。われながらすばらしい選択をしたなと。わたしは、団体行動が苦手なため、パーティのような社交場だと、心の底から笑う事などは出来ません。
本音で話す事もしませんし、常に他人にとって何がおもしろいか、どんな話を求めているのか、何をして欲しいのかなど、そんな事ばかりを考えてしまい、帰宅したらぐったりしてしまって憂鬱になるほどです。それならば、いかなければいいだろうという話なんですが、誘ってもらってるのに断れないといった感情があるせいか、断る事も申し訳ないわけなんですねぇ。
しかしながら、一人になったり、旅に出ると全然違います。パーティ会場や飲み会でのわたしは、いわば盛り上げる係であり、本来の自分とはものすごい違和感を感じます。元来わたしはそうゆうタイプではありませんし、公衆の場でのいわばキャラを演じてるだけだからです。
しかし、旅先で出会った人や、ひとりでショッピングに行って話しかけて来た店員さんなんかだったら、かなり自分らしく話せるなと感じますし、友人達にはなんであんなに初対面の人と上手に話せるの?行動力を得たら、上記のような自分の生き方を選択し、その道を進みましょう。
そうすればきっともっと大きな自分と出会えますし、すばらしい出会いも、人生も待っている事でしょう。