自分の好き嫌いが分からなくなる、心を鈍らせる行動のデメリット
心を鈍らせることは意外と多くの人が知らずにやってしまっていることで、それすら気付いていないことが多いと思います。これは心を鈍らせることだから、もっと感じるようにしようと思っている人は少ないのではないでしょうか。
そこまでじゃなくても、普段からやりたくないことを無理やり心を凍らせてやったり、好きなことは出来ないという信念を持ったりしてしまうと、それが自分にとっての当たり前になってしまい、心で感じるということが分からなくなることがあります。
この人でいいか、と諦める恋愛
恋愛でも、自分が本当に好きだと思える人にアプローチをせず、自分はそんなに高いレベルの人とは付き合えないから、こんな程度の人でいいか、と諦める人もいます。
ですが、それはその時に感じるドキドキの大きさや、不安の大きさを感じるのが嫌で、それならそこまで気持ちが動かない人の方を選ぶ方が現状の自分を変えることにはならない安心感の中で選ぶことになります。
もちろんそれで上手くいく恋愛もありますが、最初の強いドキドキ感や、強い不安の中から相手に受け入れてもらえた時の嬉しさなどは、本当に好きな人との恋愛から生まれるのではないでしょうか。そこでいかに自分がリスクを避けて安全な道を行こうとしているかを客観的に見ることが出来れば、違う道を選択することも出来ます。
ですが、その安心感以外選べない、それを選ぶのが当たり前というのであれば、その道以外を選ぶのは気持ちが許さないかもしれません。それは憧れの人との出会いも同じで、自分がピンと来る人や憧れる人、この人には出会っておきたいという人ではなく、いつでも会えるような人とばかり会っていたらどうでしょうか。
安心はするでしょうし、そこにいることでありのままの自分でいられることは大切ですが、時には憧れの人に会いに行ってインスピレーションを受け取るだけでも人生の方向性「こういう人生を生きたい!」という感性が磨かれるのではないでしょうか。
この仕事でいいか、と諦める仕事
仕事は1日のうち3分の1もの時間を使う活動で、その仕事の質をいかに高めていくかは、人生の質を高めることになるのではないでしょうか。質とはただ給料が高くなるとか仕事時間が減るということではなく、自分がそれをやることでエネルギッシュになり、周りからも喜ばれ、それをやっていることが心からの喜びを感じる質です。
その質を高めれば高めるほど、仕事は辛いものというより遊びのように夢中に情熱が持てて、それだけ情熱が注げるものなので他の人よりもどんどん上達していき、一流になっていきます。
その結果お金は他の人よりも高くなるでしょうし、従業員として給料をもらうにしても高く、起業してビジネスオーナーになればさらに高い収入になる可能性も高まります。
その規模はより自分らしいと感じるものを選べばいいですし、どれが良い悪いはありませんが、より自分のワクワク、情熱が高まり自分らしいと感じる仕事の質を高めていくことは、人生の3分の1の時間がとても満足いくものになるでしょう。
そのためには、感情、思考、行動の役割にハマらず自分のやりたいことを仕事にし、さらにオリジナリティを加えていき自分の合うお客さん、合う時間帯、合うお客さんの人数などを追求していき、「これが自分らしい」という感覚を高めていきます。
そして、その気持ちの高まりが幸せの高まりであり、月収100万円になればそれだけ幸せが高まるというものではないようです。
この人生でいいか、と諦める人生
人生の生き方は人それぞれで、資本主義の中に生きていると、仕事をして1日8時間以上働くのが当たり前の感覚になる人もいるのではないでしょうか。ですが、お金のために働かず自給自足をして暮らしている人や、働く時間を短くしたり価値を生みだすシステムを作って自動でお金を稼げるようにする自由があるのも事実です。
もっと自分らしい人生があるのに諦めることは、それ以上追及することで感じるリスクを感じたくないということ、それが嫌な状態だったとしてもそこに安心感を覚えている状態です。
誰でも最高の人生を望みますが、最高の人生に進むには今の仕事のスタイルを変えたり、仕事をやめたり、生活スタイルを変えたり、全く違うところに住んだりすること、それは安心を感じていた日常を抜け出すこともあるかもしれません。
理想の人生がプラスだとすれば、そうしたリスクがマイナスとして感じるので、プラスに全力で進むアクセルと、リスクを回避するブレーキが同時にかかることになるので、人によっては少しずつ、もしくはブレーキが強すぎて全く進めないのが人生で、自分らしい人生を実現する人としない人の違いです。