不況でも幸せに過ごすために手に職をつけておきたいスキル、考え方とは?
これからますます不況が続くといわれています。今でもリストラや減給などが昔よりひどくなってきているのに、これ以上不況が続くとどうなるのでしょうか。これは、経費や国の体制うんぬんよりも、実は人間の心理が根強く働いているということが分かります。
日本は他の国よりも豊かで思いやりの強い国として知られていますが、それゆえにポジティブな国やネガティブな国に対して平和主義が先を行きすぎて、周りの国の言いなりになっているところもあります。
平和が大切なのは当たり前ですが、それを踏まえて国の間でもお互いが良い状態になれることを考えられることも大切です。国にすがっているとこれからの時代はやっていけない可能性も出てくるので、不況でも幸せな人生を生きるために大切なことをみていきましょう。
どの時代も大切なコミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルが卓越している人は、ビジネスで成功していることはもちろん、逆に詐欺などで大金を奪うことが出来る人もコミュニケーションスキルが卓越しているといえます。
そこに善悪の判断が入ると良い悪いは明確ですが、単純にコミュニケーションが高いという意味からすると、詐欺師は非常に高いといえます。なぜなら、売られたくもない商品を買いたいという気持ちに短時間で変えることが出来るので、詐欺に騙された人ですら最後まで詐欺だと分からない、認めたくないという人がいるほどです。
ですが、これだと長期的に安定して成功出来るかというとそうではないでしょう。もちろん、人をだまし続けてお金をだまし取るのを続けることは出来るかもしれませんが、人生で得られる幸せという感情は得られません。なぜなら、お金主体の人生になっているからです。
幸せに成功する人は、いつの時代も信頼に基づいたコミュニケーションスキルを身につけています。世界で起こるどんな問題も、その根本となるのは人間の感情です。なので、コミュニケーションスキルが卓越していれば、相手の感情を変えることも出来ます。
つまり、世界で起こることを変える力を持っているといえます。感情を扱うコミュニケーションスキルを身につけていれば、1人でビジネスをしていても、従業員と仕事をしていても、組織のもとで仕事をしていても、人間関係でも恋愛でも深い部分で相手とつながることが出来るようになります。
思考を扱うテクニックが目立つコミュニケーションスキルも目立ちますが、それだと感情の膨大な力に後々大きな反動を受けて人生が間違った方向に進む可能性があるので、注意が必要です。
価値を生む考え方を身につける
いつの時代も、結局はお金が大切という結論に行き渡ることがほとんどです。もちろん、お金は大切ですが、お金そのものに感情を入れ過ぎているため、お金の存在している意味が分からなくなってトラブルが発生することが多いです。
本来は、自分が生みだした価値の量を数字に表してくれるもので、そのために自分が価値を生めば生むほどその数字が増えていくという考え方になります。ですが、今は紙や金属としてお金が存在するため、自分で価値を生まなくても他の人のをもらえるという考えが出来てしまいます。
こうした考え方になると、自分で価値を生む考え方が出来なくなってしまいます。幸せに成功しているビジネスオーナーや投資家などお金を専門に扱っている人をみると、目先のお金より長期的なお金の流れをみて行動しています。
そのため、短期的に大きく稼げることに自分がやりたくないことをやるのではなく、最初はお金は少なくていいから、後々ずっと続けて自分がやりたいと思えること、ずっと資産が増え続ける仕事を見つけることが先のようです。
価値を生む考え方には、短期的なものではセールスのスキルや短期間で沢山稼げる考え方もありますが、長期的なものでは自分が好きなことをやり、それをブランド化し、ずっと続けていても感情的に安定して周りの人を振り回すことにならないものかどうか、といったある意味ビジネススキルとは関係ないようなことが、実は一番大切だったりします。
自分しか出来ない周りの人が共感する価値の生みだし方をしていれば、感情をあおるようなマーケティングやセールスをしなくても自然と沢山の人が人を呼んでくるようになります。人生を長期的に考えられるかが大切です。
時代の流れを読む
不況といっても、ずっと不況が続くわけではありません。歴史をさかのぼってみると、まるで季節のように時代が流れています。高度成長期、バブル、不況など、どこの国でも同じような出来事が何十年のスパンで繰り返されています。
こう考えれば、今に対して安心出来ることと、これから先を見据えて行動することが出来るようになってくるでしょう。その中でいつの時代も大切なことは、コミュニケーションスキルと価値を生むスキルといえます。