自分らしい「こだわり」を持つことのメリットとデメリット!
何かにこだわって生きる事は良いことかも知れません。しかし、こだわり過ぎて無駄なエネルギーを使う場合もありますよね。人間関係だったり、自分への執着だったり。こだわりを整理整頓してみましょう。
こだわって生きるメリット
こだわって生きるという事はメリットとデメリットがあります。厳密に言いますと、メリットやデメリットというよりも、こだわった方が良いことと、こだわらないほうが良いことです。
こだわって生きることがメリットになる時はどういう時なのでしょうか?
例えば仕事。仕事に関しては給料をもらっているプロとしてこだわりを持たなくてはなりません。仕事は質にこだわり、スピードにこだわり、準備にこだわりましょう。そして忘れてはならないのが、顧客満足と自社利益にもこだわらなければなりません。
これにはバランスが必要になります。質にだけこだわっていると、時間ばかりを浪費してしまいますし、スピードだけにこだわれば仕事が雑になります。
顧客満足だけにこだわっても利益は生まれませんし、利益だけにこだわっても顧客満足は得られません。顧客満足と自社利益のバランスも大切です。
こういった仕事へのこだわりはビジネススキルを高めてくれます。
プライベートでは趣味へのこだわりが生活の質を高めてくれます。こだわらない程度の趣味ももちろんよいのでしょうが、生活の質を高めるレベルとなると、趣味にもこだわった方が良いでしょう。
更にモノにもこだわった方が良い場合も有ります。これは高価なものを買うという意味ではなく、自分自身が愛用するもので、長く使えて、自分を満足させてくれるモノに限ります。自分自身のこの逸品というイメージで、何か良い物をこだわって持っているだけで、充実した気持ちになれる…そんな物を持っていると値段以上の価値があるでしょう。
こだわって生きるデメリット
逆にこだわって生きるとよくない事はどんな事でしょうか?
先ずその筆頭は失敗です。失敗はそれを転じて良い学びを得て、良い方向に向かうためのものです。
しかし、失敗したことをいつまでもクヨクヨとこだわって落ち込んでいては、失敗をした経験を活かすことが出来ないでしょう。そういうマイナス感情に囚われると、新たな失敗を招きやすいので、早めにこだわりを捨てましょう。
悪い人間関係にもこだわらない方が良いでしょう。自分を低める人間関係は、早めにピリオドを打つべきです。そうしないとお互いが足を引っ張り合うだけの関係となってしまいます。
また、人の嫌な面にこだわらないほうが、人間関係がよくなる可能性もあります。相手に対する悪いこだわりを捨ててしまえば、余分な所だけを手放す事が出来るでしょう。
苦手なことにもあまりこだわらない方が建設的です。
人は苦手なことを克服するよりも、得意なことを伸ばす方に長けています。苦手な事にこだわりすぎると、折角の得意分野を伸ばすというチャンスを減らしてしまう事になりかねません。苦手な事は思い切って切り捨てて、得意な所を伸ばすように心がけましょう。
この様に、こだわりというのは他にも様々なケースがあります。
その一つ一つを紐解いていきますと、とても無駄な事にこだわっていたり、こだわるべきところにこだわれていなかったりしているという事に、気がつくでしょう。
人生をより豊かにするために、どこにこだわって、どのこだわりを捨てるのかを整理整頓するべきだと思います。この年末年始、あなたのこだわりを洗い出してみてはいかがでしょうか?