何度片付けても汚れる男の部屋!手間をかけずに部屋を綺麗に保つ方法
どうしても部屋が汚くなりやすいという人は多いのではないでしょうか?部屋は工夫次第で手軽に手間をかけずとも綺麗な状態を保てます。部屋を綺麗にすることや生活臭を緩和させることなど、多くの人に愛される男部屋を目指していきませんか?
部屋が汚れやすいのは遺伝的要因!?
部屋が汚い人もいれば、すごく綺麗な人もいます。といっても一人暮らしの男の部屋はたいてい汚い気もしますが、部屋を片付けられない人と整理整頓ができる人の違いは遺伝にあるのでしょうか?
たしかに遺伝的な性格要因でつい出したものを面倒くさがってそのままにしてしまったりと、汚れやすいということはあるでしょう。しかし、本当の要因は遺伝よりも幼少期の環境です。子供は親を見て育ちますから、家庭内が汚れていたりすると片付けができないまま大人になってしまうというわけです。
よく、子供に部屋を片付けなさいという大人がいます。子供には整理整頓ができるようになって欲しいという気持ちはわかりますが、子供からしてみればあまりに理不尽です。散々整理整頓のできていない環境で育って、片付けかたもわからないのにどう片付けろというのだという話です。
この場合大人がするべき最適な行動は、子供に片付けなさいと叱るのではなく、自分が部屋を片付けてみせるのが一番手っ取り早いです。叱るよりも自分がやってみせるのが教育の基本です。
なぜ部屋が汚れるかを考えてみる
話はだいぶそれてしまいましたが、部屋を綺麗に保つには、まずなぜ部屋が汚れてしまうのかを考える必要があります。と言ってもそんなのわかりきっていることでしょう。片付けないから汚れるのです。
では、なぜ片付けないのか?なぜ片付けられないのかを考えてみてください。すると、ついつい面倒であったりひと手間になるので後回しにしていることがわかるかと思います。ここでいけないのは、後回しにすることではありません。面倒なのがいけないのです。つまり、手間を減らして片付けやすくなるように工夫すれば解決するのです。
あとから気がついた時や、時間のある時に片付けたとしても余計な手間を減らせるように工夫してあれば、さほど片付けには時間がかからないでしょうし、面倒にも感じないでしょう。こうした経験が部屋の片付けに対する面倒だというネガティブな固定概念を払拭し、だんだん整理整頓ができるようになってきます。一度綺麗な部屋を維持することの喜びを覚えると、それが病みつきになります。
部屋の配置やモノの住所を決める
では、面倒な手間を省くにはどうしていけばいいのでしょうか?その答えは、部屋のモノの配置にあります。実は部屋が汚れやすい配置や、片付けが面倒になる配置というのがあるのです。
それは、とりあえず無造作に物を置いた部屋が典型的な例です。たとえば加湿器を買ったけれど、置く場所がないからとりあえず床の上に置いて使う、そしたらその周りに物を置くようになってモノが溜まって・・となっていってしまうわけです。
なるべく余計なものは床に置かないようにしましょう。床に置く物が増えれば増えるほど、無意識のうちに無造作に出したものを床に放置しやすい環境を作ってしまいます。それによってどんどん出したものが片付かずに溜まっていくのです。
そして、モノにはそれぞれしまっておく場所や置いておく場所の住所を決めましょう。それによって、これはここにしまうという明確な場所があって片付けやすいです。押し入れやクローゼットの中も、ただ無造作にモノを詰め込んでおくだけの場所ではなく、見えないだけでモノの配置はしっかりと決まっているというのが基本です。必要な時に必要なものがどこにあるかをすぐに把握できますし、出したものをしまうスペースがちゃんと用意されているというだけでもかなり違うのです。
ゴミ箱は手軽で届きやすい位置に
つづいて、出したものを片付けずに溜まっていく要因の2つ目として、食べたものがあります。コンビニで何かを買ってきたり、あるいは飲み会をしたあとの部屋というのもかなり散らかっています。
そうなった時に素早くゴミを分別して、さっさと捨ててしまうことができず、面倒くさがって後回しにした結果、机には缶や瓶が溜まっていき、それらが溢れて床にも散らばっていき、ゴキブリの巣窟となり・・となっていってしまうのです。出たゴミは素早く処分できるように、しっかりと分別されたゴミ袋を用意しておくのはもちろんのこと、必要な時に素早く捨てられる位置にゴミ箱があるべきなのです。
また話はそれますが、飲み会などを家で開催した時にありがちなのが、ゴミをキッチリ捨てていってくれる人と、まあそれなりに捨てようと努力はした人、まったく何もしない人の3種類です。キッチリ捨てていってくれる人はゴミ箱の種類を見て何が捨ててあるかを把握して分別してくれます。それなりの努力の人は、ゴミをまとめて捨ててくれるのはいいのだけれど、コンビニの袋に買って食べたゴミをただ全てまとめて縛ってポイしただけの状態です。
案外これが一番厄介で、そのあとわざわざゴミ箱からそのレジ袋を取り出して、中身を出して分別しなければいけません。そして、最後は何もしないで帰る人です。世間知らずも甚だしいですが、中途半端に捨てられるよりは、結局最終的に皆が帰ったあとの処理をするのは残された住人ですから、何もしない方が楽です。
部屋の生活臭を取り除く方法!
客人を招く時に、慌てて部屋をいくら綺麗にしたつもりでも隠しきれないのがその人の生活臭です。やはり綺麗な部屋を目指すのであれば、生活臭をゼロにすることはできなくとも、それを軽減させて他人に不快な思いをさせないようにするべきです。
ニオイの原因は普段の生活の中にあり、特に布製品には染み付きますから、洗濯できるものは洗濯をして、衣類などは極力そのまま干しっぱなしにせず、クローゼットなどの衣類専用のスペースに避難させるべきです。
ニオイが染み付きやすくて洗濯ができないカーペットやソファーなどは、なるべく汚さないようにして消臭スプレーをするなどの配慮でぜんぜん違います。1日に一回は最低でもその部屋にこもっているニオイを換気するために空気の入れ替えをおこないましょう。