え?僕は嫌われている?もしそう感じたらどうすればいいの?
自分は嫌われているのでは無いかと感じる事ってありませんか?自我漏洩感(じがろうえいかん)という感覚がそうさせるのです。そんな時はどういう風に心の整理をつければいいのかを紹介します。
自分は嫌われていると感じた事がありますか?
別に何をしたという訳でも無いのに、何となく自分は嫌われていると感じた事はありませんか?実は、この感情は誰もが持っている感情です。あの人は何となく自分の事を嫌っているだろうなぁ。とか、あの人は本当は自分の事が嫌いなんだろうけど、仕事上接しなければならないから、適当に合わせてくれているんだろうなぁ。とか。
そんな風に、何か具体的な理由がある訳でも無いのに、何となくそういう発想になってしまう事は誰しもある事なんだと思います。では、こういう考えは一体どこから湧いてくるのでしょうか?
嫌われていると思う理由
実は、嫌われていると思う理由は自分自身の中にあるのです。どういう事かと言いますと、自分が相手に嫌われるのは、自分が嫌な顔をしてしまったからだ。とか。自分が嫌われていると思うのは、自分は性格が良く無いので、きっと相手に嫌な思いをさせている。だからきっと相手は自分の事を嫌っている。とか。
自分は相手に対して嫌な態度をとってしまったかも知れない。ひょっとしたら普段から嫌な態度で接しているのかも知れない。だから、相手は自分の事を嫌っているかも知れない。という風に、自分の中にある、自分に対するマイナスの部分が、相手に嫌われているかも知れないという要因なのです。
そして、そのマイナスが相手に伝わっているかも知れないという事を「自我漏洩感」と言います。自分の悪い中身を相手に見透かされているとか、悪い部分が出てしまってそれが伝わってしまった。と思う事を言います。
嫌われていると思った時の対処法
しかし、常に誰かに嫌われているかも知れないと思うのは、結構心理的にストレスですよね。そんな風に思ってしまう場合はどうすればいいのでしょうか?簡単に二つの方法があります。
一つは気にしない事。シンプルすぎでガッカリされたかも知れませんが、こういう感覚は人間心理として標準装備されている事ですから、気にした所で仕方がありません。他の人も同じ様に思っていますから、気にする事を意識的にやめてしまいましょう。それだけでも随分楽になります。
もう一つは、心がけを良くする事。態度が悪いから嫌われると思うのなら、良い振る舞いを心がけましょう。表情が悪いと思われるのなら、常に笑顔を心がけましょう。
そうやって、相手に伝わっても良い様な言動や思考を心がけると、嫌われているという感覚は減り、更にその良い言動が信頼や人徳に繋がる事でしょう。もし嫌われていると感じたら、そういうチャンスが来たと思ってくださいね。