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筋トレにおける食事の重要性!トレーニングだけではいけない理由とは

食事の重要性

トレーニングで筋肉量、筋力を向上させたいときに絶対に忘れてはいけないこと、それは食事です。筋トレしていて、筋トレ後には毎回強い筋肉痛になる。それくらいきちんとトレーニングしている。でも回数が上がらない。拳重量も上がらない。結果が出ない。そんな人は特に食事を見直すべきです。

どう見直せばいいのか?気をつける点はたくさんありますが、筋肉をつける、あるいは筋力をつけるために本当に重要なのは2点に絞られます。

1点目はタンパク質量を見直すことです。基本的なことですので、皆さんご存知のことと思います。自分の体重の2倍~3倍量(g)のタンパク質を摂るのがいいと、定説ではいいます。

例えば体重60kgの人ならば、120~180(g)のタンパク質を摂取するといった具合です。昔、筆者がスポーツ科学の教授に伺ったときは、「体重の3倍~5倍量(g)のタンパク質を摂りなさい」と言われました。

しかし、そんなに多くタンパク質は必要ないという反論は非常に多くあります。筆者もそのように考える一人で、トレーニングの記録がうなぎ上りだったころ、タンパク質の多寡が結果にそこまで影響を与えるようには感じませんでした。せいぜい体重の1.5倍量(g)もあれば事足りると思います。

いずれにしても、タンパク質を多く含む食品は割合高価ですし、たくさん摂りすぎると人によってはお腹の調子が悪くなる場合や、アレルギーが出る場合があるので、タンパク質摂取はそこまで神経質にならなくていいです。

しかし個人的にもっと重要性を感じている点は2点目の、カロリー摂取量です。筋肉を作るにはエネルギー(カロリー)が必要です。新しいものを作ろうとしているのですから当然のことですよね。しかし意外とカロリーの必要性が認知されていません。タンパク質さえ摂ればOKだと考える人が非常に多いです。

常人の遥か上の筋肉量を持つボディビルダー。いろんなコンテストがありますが、彼らがコンテストに出るときの体脂肪率はだいたい3~10%程度です。しかし彼らは普段からそんなに体脂肪率が低いかというと、決してそんなことはありません。ボディビルダーの普段の体脂肪率は低い人なら10%ちょっと、高い人なら20%以上になります。

彼らはコンテストが近づくと、必死で減量して体脂肪率を低くするのです。ではなぜコンテスト出場時の低い体脂肪率を維持しておかないのでしょうか?コンテストが近づくたびに減量していたら非効率的に思えますよね。彼らは体作りのプロで、決して図らずも太ってしまったわけではありません。

答えはお分かりですよね。ボディビルダーは筋肉を作るために必死で食いまくるからです。彼らは筋肉を作るためにカロリーが必要なことを心得ているのです。もう食事なんて見たくもない、というぐらい無理して食べる人も中にはいます。

そのようにして筋肉を贅肉と一緒に、並行して作り上げる。そしてコンテストが近づいたら贅肉をそぎ落とす。そのようにして地道に筋肉を増やすのです。

さて、これをお読みに皆さんはそんな苦労はしたくないと思ったはず。一部の覚悟がある人は別ですが、多くの人はそう思うはずです。食事を無理して食べたくないし、筋肉が増えるのは歓迎ですが、贅肉はいりませんよね。

ですが筋肉をつける上でカロリーが必要だということは認識していただいたと思います。トレーニングしているのに記録が向上していない人、筋肉が大きくならない人は、毎日茶碗一杯でいいから食べる量を増やしてみてください(痩せたい人はもちろん逆の行為をとってください)。きっと結果が出るはずです。

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