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禁煙ではなく終煙するマインドセットと行動の起こし方

さっきお昼にコンビニに行ったら、サラリーマン2人が仕事の昼休みにでしょうが、弁当を買いに来て、灰皿の前でたばこを吸っていました。「たばこでも吸わないとストレスが溜まってやってられないよねー」と言って二人で共感し合っていました。

こういう光景はよく目にしますし、「あーあー間違った認識してもったいないなー」とどうしても思ってしまいます。しかし、仮にここで、禁煙して4年の私が横から口を出し、喫煙への間違った認識を伝えたとしても、彼等は頭にくるだけで受け入れる事はありませんし、余計なお世話だと喧嘩になるでしょう。なので、放置です(笑)

今日は禁煙ではなく終煙。もう2度と吸わなくなるようにするためのマインドセットとその行動の起こし方を伝授します。これであなたもたばことは縁を切れますので、どうぞ最後までお付き合いください。それでは始めます♪

1:たばこに抱いている幻想(間違った認識)を捨てる

喫煙者の認識というのは、ニコチン中毒により喫煙を正当化しようとする気持ちが幻想に過ぎない、というのをまず理解してください。冒頭のサラリーマンではありませんが、たばこを吸ってストレスが緩和されるとか、イライラがなくなるのではなく、たばこを吸うからイライラしストレスが溜まっているのです。

まずはそこに気づいてください。多くの人は無意識下で気づいているのでしょうが、ニコチン依存がその正しい意識を否定してしまうんですよね。私も過去一日に3箱以上吸うヘビー&チェーンスモーカーだったのでよくわかります。だってたばこを吸いたくなる理由がニコチンなわけで、ニコチンを補充したくて・補充出来なくてイライラするわけです。

紐解いて行くと、元は最初の一本を肺に入れてしまった事から始まっているのです。ここをはきちがえないでください。非喫煙者を見てみてください。彼等・彼女等が、ここも禁煙かよ!とイライラしていますか?スーパーで家族で買い物中や、遊園地に出かけている間に、ニコチン切れでそわそわイライラしてひとり姿を消すような事をしますか?

吸う前とニコチンを補充したあとで気分が変わりますか?ここを見落とさないでください。あなたはニコチンによってストレスを支配されてしまっているのです。もう一度言います。喫煙でストレスを発散しているのではなく、緩和しているのではなく、ストレスを常時携帯しているのです!

たばこへの幻想はまだあります。よく登山や戦争ものの映画などで、死ぬ前の最後の一服としてたばこを吸って息絶えるというシーンがあると思います。コントなどでも使われているほど、誰もが思い描くあのシーンです。ああいったメディアからの影響がたばこを神聖化してしまい、最後の最後で死ぬ前に何をしたいですかというものに喫煙を選択させてしまっています。

なので、普段の日常的な喫煙も正当化してしまい、やめにくい傾向を作り出しています。俳優などのカッコいい喫煙シーンなどの影響も大きいでしょう。喫煙はニコチン依存症というただの病気なので、まずはその幻想を捨ててしまいましょう。

2:幻想を捨てたら現実を直視する

1で喫煙への幻想を捨てる事が出来たら、次に喫煙により生じている現実を目をそらさず見つめましょう。私の実例で挙げると、一日に3箱(20本x3箱=60本)吸っていました。1箱400円計算(私が吸っていた頃は280円くらいだったと思いますが)でも一日に1,200円をたばこに使っていたわけです。

一本5分ほど吸っているので時間にして300分、なんと5時間もの時間を使っていた事になります。その時間働けば、数十万のお金にはなったでしょうが、私の場合はプラスの収支に変えられる時間を、何もしないどころか1,200円x30日=およそ36,000円というたばこ代をどぶに捨て続けて来たのです。

10年近く吸っていた事を考えると、なんとですよ・・・36,000円x12ヶ月x10年で・・・・よ、432万円です(苦笑)自分で書いておきながら、実際に数字を見てひどく凹みました(笑)高級車が一括で購入出来てしまう値段です。時間にして1万8000時間。

これだけの時間があれば、なんらかの夢を現実にする事だって十分に可能な時間です。悔しいですよね。これを読んでくださっているあなたには私のような馬鹿な間違いはしてほしくありません。私がここであなたを騙しても嘘をついて喫煙は悪だと言ったところで、何のメリットもない事くらい容易に予想出来るはず。

どうか正しい選択をしてください。私は一日に数本しか吸わないから大丈夫などという話ではありません。本当に生産的なお金と時間の使い方をしてください。どうかおねがいします。

3:アクションに移す

1と2で喫煙の本性がわかったら、さっさとやめてしまいましょう。それでもまだ心の準備が出来ない人は、いつか来る準備が出来る日まで待ちましょう。人から言われても、強制されても、決して人間の心を変える事は出来ませんし、実際、あなたが禁煙しようが喫煙しようが、私にはなんのメリットもありません。

ただ、私のこの記事を読んで、成功して幸せになってくれる人がひとりでもいるのであれば、私はこの記事を書く意味がありますし、書いてよかったとも思います。また、そのために書いているのでしょう。なので、喫煙についてちゃんと理解でき、準備が出来たら、さっさとやめてしまいましょう。

何の価値もないものに、中毒という病気に支配され、あなたの大切なお金も時間も奪われて行くのは非常に悔しくありませんか?そんな非生産的な事に使うためにあなたが生きているわけではないはずです。家族との関係を築いたり、自分の好きな趣味に没頭するのもいいでしょう。

自分の人生を壊したいというのなら別ですが、死ぬ前に何かを作って、何かを残してというのなら、絶対選択してはいけないのが喫煙です。さあやめましょう。

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