機械的に動く事で、だるさ・けだるさから脱却するテクニック
成功している人達や偉人と呼ばれる人達って、常にやる気MAXで、生き生きとしており、一分一秒を無駄にせず、結果を追い求めて手に入れている・・・そんな感じがしませんか?そして彼等は昇りのエスカレーターをダッシュでかけあがっているように、トップスピードで成長していきます。
気づいたら、1年後、3年後にはもう手の届かないところにおり、天は不平等だとか、汚い方法でのしあがったんだろとか、事実を受け入れようとはせず、評論家側にまわってしまうわけですね(笑)彼等とわたしたちの違いは一体なんなのでしょうか?
本当に運がいいだけでしょうか?それとも、才能や遺伝的な問題でしょうか?頭が良いからでしょうか?・・・違うんですねぇ。彼等は、やる気が続かない事を知っているだけなんです。彼等もけだるさや、やる気が出ないという時はしょっちゅうあります。
ありますが、それを見せない、その状態を拒絶する、そしてけだるい時間を一秒でも早く抜け出せるような努力を、毎日おこなっています。ここで言う拒絶するというのは、けだるい状態を認めないという事ではなく、そのけだるい状態に陥っているという事実を受け入れそれに支配されないように、ネガティブな思考を払拭する努力をしているという事です。
今回はわたくしが、このけだるさを吹き飛ばす魔法のような思考法をお教えしましょう。このテクニックを手に入れる事で、あなたの人生はとても自発的で行動的な成功者たちと同じようなものになるでしょう。それでは今回も最後までおつきあいくださいね。では、スタートです。
けだるい・なにもやる気がしないという状態というのは、うまくいっていない状態であり、つまらない状態であり、気分が落ち込んでいる状態に近いはずです。落ち込んでいるまでとはいかなくても、なんか元気が出ない。コレが一番たちが悪かったりします。鬱病の患者をみていると、彼等にはエネルギーを創り出す元気がありません。
それが病状なのですが、着火するための種火すら存在していないのです。なので、彼等は、少しずつ、投薬とカウンセリングや認知療法という方法を使って、まずはその種火を作るという基盤から作り直さないといけません。鬱とけだるいというのは程度の度合いは違っても、基本的には同じ状態です。
もちろん鬱病患者からすると、一緒にするなと頭に来るでしょうが、基本的には、けだるさの極限の状態が鬱病といってもいいでしょう。自分ではコントロールがおよばないほど、心身共に衰弱しきっている状態ですよね。そしてけだるいというのは病気ではありませんし、誰もが同様に経験する状態です。
なので、必要以上に警戒する必要はありませんし、無理して頑張る必要もありません。ただ、その状態が続くのは苦しくていやでしょう。鬱病患者の例を出したのは、病気であっても、いつかはやる気は出せるようになるわけです。
それならば、健康なただけだるいという状態は一過性のものであり、即座にコントロール出来るという一時的な気分の状態だと気づいてください。この状態からどれだけ早く脱出出来るかで、人生が有意義に生きられるかどうかが決まると言っても、過言ではないでしょう。
機械的作業というのは鬱病の天敵です。ルーチンワークやTO DO リストを作成し、次から次へと作業を機械的にこなしていく事を鬱病はおそれます。なぜなら、鬱というのはネガティブ思考の極地にある状態であり、自己否定を好み、すべての事象を否定的に捉える病気だからです。
次から次へとこなせていってしまうと、その人は「あれれ??オレやれば出来るじゃない」と思います。それもそのはずです。あなたはやれば出来るし、ただやらないだけ。やれない状態に一時的にあるだけだからです。
なので最初は簡単な事からでいいので、必ず達成出来るような事をやる事リストに書き綴る。たとえばスリッパをそろえるとか、ドアはきちんと閉めるとかでもいいです。これを出来ない人はまずいないでしょう。
そして、それをけだるい状態でも良いから、絶対にやると固く心に決めて、どんどんやっていきます。最初の1つをクリアすると、あ、次もやろう。そしてコレも片付けよう・・・あれ?オレ結構なんでもできるじゃん?と思えるようになり、どんどんやる気が出てきますので、ここまでくればあとは簡単です。
そして明日明後日もこれを続けていき、やる気を持続させるだけです。こうすればけだるい状態はいつの間にか消え去り、とても充実感に満ちた人生をおくれるようになります。