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傷つきやすい自分をスグには傷つかないタフな自分に変える方法!

図太い人って羨ましいですよねぇ。なんでも気にせずずけずけ言えて、何も気にしない。自分にも問題があるとか、自分が良く思われてないなんて気にもしない。しかし、図太い人には強さがある代わりに、繊細さや優しさ思いやりというものがありません。

繊細な人は強さが無い代わりに優しさや思いやりに長けています。どちらが正しいという話ではなく、人間のタイプの違いです。両方を持ち合わせている人はほぼ存在せず、強さと優しさの両方を持ち合わせている人間は、マザーテレサのような偉人たちだと言えるでしょう。

そして羨ましいと言っても、図太い人になりたいかと言われれば、わたしは絶対になりたくありません。マザーテレサの強さには憧れますが、図太い人の強さというのは、鈍さであり無神経さによるものなので、もっと踏み込んで言うのであれば、弱いのです。

本当の強さというのは、自分が傷つけられても許せる事・受け入れられる事であり、批難されても笑顔でいられる人の事を言います。わたしは繊細で弱いタイプの人間に入ります。そして本当の強さにも憧れますし、手に入れたいとは思いますが、現段階ではわたしの力では無理です。

それにはどれだけ傷ついても屈しない心と、その傷ついた魂を保有出来る頑丈な身体、そして常に光の射す思考・・・わたしはどれも不足しており、十分ではないからです。なので今日は、わたしのような凡人が、図太さを手に入れる方法をお伝えしましょう。

疑似でもかまわない。本当に図太くなってしまうと困る事も多いので、一時的に傷つきやすさを避けるための処世術だと思ってください。それでは始めます♪

1:否定的な言葉や行為を絶対的に拒絶する

イヤな言葉を言われたり、否定されたりしたら、それを拒絶しましょう。そういう人間を拒絶し、そういう行為を打ち消す。打ち消すテクニックはたくさんあります。たとえば、自分が打ち込める事に没頭するのもひとつの手です。

好きな事をやっている時は、そういった事は忘れています。好きという気持ちがあなたを支配しているからです。そしてその行為を終え、日常にかえると、また思い出して傷つくわけです。ずっと好きな事ばかりやっているのは不可能です。

仕事でも、それが趣味であったとしても、自分の思い通りになるような事や、わくわくするような事ばかりでありません。たとえば没頭出来る仕事であったとしても、上司から注意された事が気にしていた傷であるなら、あなたはまたその傷に支配され、心をのっとられ、動けなくなってしまうでしょう。

その状態はわたしもありますし、おそらく多くの人がそれを経験しています。それでは好きな事だけを出来ない状況に陥った時にどうすればいいかですが、目を閉じて、頭の中でピーッという高い音を想像するとどんな考えも遮断され、何も考えられない状態になります。

他には無理矢理、別の事を考えるのでもいいでしょう。昔あった思い出や、卒業アルバムの文集などを思い出し、笑ってしまえるまで思考を支配出来れば、どんな状態に陥ろうが傷つきやすさとは無縁になります。図太い人というのは、鈍いから傷つかないのであり、本当の意味で強いわけではないのです。

要は「鈍い」という状態を、どんなテクニックでもいいので作り出せばいいわけです。自分の周りが、あるバリアーのような空間で現実世界と遮断され、誰も何も入って来られないというイメージを何度も何度もしていると、そのバリアー内に侵入しようとする何かを、バリアーが拒絶しているイメージを想像出来るようになってきます。

どんな手段でもいい。自分は自分にとってマイナスな事を拒絶する。そう誓うのです。そして自分を責める事も当然やってはいけません。同様に、他人を責める事もやめましょう。そうしないと、あなたと同じように傷ついたり悲しい思いをしたりする人間が増えるでしょう?

たとえ傷つけられたとしても自分が傷つける側にまわるのはやめましょう。

2:傷ついても進む

どんな状況に陥っても止まらない・進む・・・そう決意しておくと、仮に傷ついても、痛みを緩和させられる、言わば擬似的に鈍い状態を作り出す事が可能です。自発的に動く事でプラスの変化を自分で自分に起こして、自分の傷ついている状態を光で塗り替える。

こうする事で、感じなくなったり、その傷に対しての解釈が変わったり、傷つけた何かに対しての印象が変わったりします。つまり自分が変わるという事です。他人には自我というものがあり、それぞれが正しいという概念というか宇宙論のもと生きているため、絶対変わりません。

他人から注意されて変わる人間というのは、聡明な人間だけであり、自分を成長させる要素として、注意を助言として解釈出来る人間だけです。ほとんどの人間はその境地にまで到達する事は出来ず不愉快な思いをするだけです。酷い場合には、暴力やいじめといった形で復讐する人達もいます。

傷ついても進む。そうする事で、傷に対して免疫が生まれ、鈍くなっていくという事もあります。ここで誤解しないで欲しいのが、自分が鈍いからといって=偉人達のような強さを持っていると勘違いする人がいますが、本当に強い人というのは他人を傷つける事はしません。

3:自分を切り離して考える

自分の問題として考えるから傷つくわけです。自分ではない他の誰かの物語(人生)として解釈出来るようになれば、傷は驚く程あっさり消えてなくなります。だって自分の問題じゃないから、関係ないからという思いがあるからです。他人が傷ついている時に相談されても、あなたはその苦しみを共有する事は出来ません。

それはあなたの問題ではないし、あなたの事ではないからです。なのでどれだけ人に相談しようが、解決する事も緩和する事もなく、傷みを分け合うなんてのはただの理想論でしかありません。癌の患者の苦しみは癌になった人にしか分からないのと同じです。

友人や親が一緒に苦しんでくれるのは、理解してあげたいという受け皿があるからであり、苦しみを感じているわけではありません。「なぜ誰も分かってくれないんだ!」と怒る人がいますが、分からないのは当然なんです。それでいいし、それの方がいいのです。

だってあなたと同じ状態のコピーが生まれてしまったら、あなたの友人まで不幸のどん底に陥ってしまい、そんな人が2人、3人と増えて行ったら、助けられるものも助かけられなくなります。どっちかが苦しい時は元気な方が手を差し伸べ、逆の場合は自分が助けてあげ・・・というのが良いのです。

そうやって自分には関係の無い問題だと見られる解釈を常に意識しておく。この行動のデメリットは自分が成長しません。自分の問題ではないからです。しかし、傷になり立ち直れないほど苦しむくらいなら、そんなものは考えない方がいいです。

これは幸せに生きるための力であり、テクニックなのです。以上の3点を使って、図太い自分を作って行きましょう。そうすればその先に、偉人達のような優しさと強さを持てるようになるのかもしれません。

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