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さっぱり健康的なジンベースカクテルで夏の暑さを吹っ飛ばせ!

暑い季節はサッパリとジンで決まり!

お酒を飲む、と言えばビール、ウイスキー、焼酎、日本酒あたりが定番のラインナップです。しかし、穀物を蒸留したお酒であるジンはさっぱりとした味わいで実に夏向きのお酒なんですね。どこのお店のメニューにもあるジントニックが有名ですが、そのベースとなるお酒がジンなのです。

ジンとはそもそも、オランダの医師が解熱作用のある薬として発明したことがはじまりとされています。ジュニバーベリーという実を香り付けに使うことで、他のお酒では味わえない刺激的な味わいを楽しむことができます。また、利尿作用などがあり、身体の熱を冷まし、体内の水分を調節する効果も期待できる健康によいお酒なんですね。

ジンのおすすめの飲み方は?

度数的には40度前後のものが一般的です。だいたいウイスキーと同程度と考えると分かり易いですね。つまり、かなりキツいお酒に分類されるというわけです。イギリスの方では冷凍庫でギンギンに冷やしてショットグラスに注いでぐいっと飲むのが一般的です。

こうして飲むとジンのすっきりとしたのど越し、軽やかでスパイシーな薫り、ピリリとしたアルコールの味を楽しむことができますが、意外と飲みやすいので注意が必要です。とはいえこうした飲み方は刺激が強いので万人受けするものでもありません。何かで割って飲むことが一番のおすすめです。

やっぱり定番!ジントニック!

ジントニックは一般的に最も親しまれているジン・カクテルの一つです。ジンのもつ芳香がトニックウォーターの炭酸と渾然一体となった味わいはジンのカクテルの中でも珠玉の組み合わせと言えるでしょう。

ただ単にジンをトニックウォーターで割っても美味しいのですが、やはりここはライムかレモンを軽く絞ってみたいところ。ジンは元々柑橘系の香りがするお酒なので、実際の柑橘類との組み合わせはバツグン!すっきりとした味わいは夏の暑さも吹き飛ばすのにもうってつけです。

ちょっとお洒落に……ネグローニ

ネグローニとはオールド・ファッションドグラス(ウイスキーを入れるようなグラス)に氷を入れ、ジン、スイートベルモット、カンパリを同量混ぜ合わせたカクテルです。カンパリの赤色が入ることでまるでルビーのような美しい光彩を放つことが特徴です。

また、このカクテルにはネグローニ伯爵という方が食前酒として愛飲していたという由来があります。カンパリのような苦味のあるお酒は胃腸の働きを活発化させる効果があるので、実に利にかなっていますね。スイートベルモットとは甘く味付けしたワイン・リキュールの一種で、カクテルの王様の異名をもつマティーニに使われることでも有名ですね。

スイートベルモットがジン、カンパリだけではキツメの味わいを見事にまとめ上げることで、度数の割には軽やかな甘口のカクテルとして仕上がっています。ドライな味わいがお好きな方はジンの割合を増やすとスッキリと楽しむことがでるでしょう。ジンの解熱、利尿作用とカンパリの整腸作用が相まってダレがちな夏の身体をシャキっとさせてくれること請け合いです。

トニックウォーター以外で割っても美味しい!ジン・カクテルのバリエーション

トニックウォーター以外の割り方でもジンを美味しく飲むことができます。オレンジジュースで割れば「オレンジ・ブロッサム」というお洒落なカクテルになります。こちらはビタミンと水分を摂りつつジンの効果も期待できるので女性にもオススメのカクテルです。

また、ジンジャーエールで割れば「ジンバック」、ソーダと砂糖で割れば「ジン・フィズ」とバリエーションも豊富です。ポピュラーなものではリカーショップで手に入れることができる、加糖ライムジュースを使った「ジンライム」もありますね。

簡単手間いらずなレシピで美味しく楽しむことができ、しかも身体にも良いジンはまさに夏の味方です。家でも外でもあなたの身体を夏バテ知らずのすっきりした身体に導いてくれるに違いありません。とはいえ、外で飲むときには一つ注意点が。それは終電間際までジンを飲むことは避けた方がよい、ということです。

お酒には元々利尿作用がありますが、ジンの利尿作用はその上を行きます。つまり、最後の一本の電車に乗っているときにトイレにどうしても行きたくなってしまったら……想像したくもありませんね!いくら身体に良いとは言っても飲み過ぎはやっぱり禁物。ジンと上手に付き合って、今年の猛暑を乗り切ってきましょう!

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