若いうちにしておきたい、ブレない自分になるための3つの経験
どんな状況になってもブレない自分を持っているということはとても大切ということを分かっている人は沢山いますが、どうすればそんな自分になることが出来るのかを知っている人は少ないのではないでしょうか。
どれだけ強がっても自分の軸がしっかりしていないと、それは強がりで終わってしまい、やはり状況に振り回されているといえます。では、どんな経験をすれば、どんな状況でもブレない自分になることが出来るのでしょうか。
経験1:一流のものに触れる
まずしておきたい経験の1つ目は、一流のものに触れるという経験です。人は知っていること意外のことをやるのは難しいので、知っていることを基として行動します。なので、一流のものに触れている人は一流のことが出来るようになり、二流のものに触れている人は一流のことをすることが出来ません。
自分が一流になりたい分野で一流になっている人と接することはもちろん、どんな分野でも一流の人と接してみることはとても良い刺激になります。
というのも、一流の人はその人にしかない独特なオーラ、雰囲気のようなものを持っていて、そのエネルギーに触れるだけで自分の心の底に眠っているエネルギーが呼び起こされることもあるからです。
音楽ライブに行くときと帰ってくるときの自分のテンションやエネルギーの違いが感じられれば、それは影響を受けているということになります。
なので、誰と接するかはとても大切で、二流にばかり接していれば二流の人から影響を受けるので、二流以上のことは出来なくなるかもしれません。そうであれば、最初から一流のものに触れるようにし、自分の理想とする現実を達成している人と接することは、何よりも大切なことではないでしょうか。
経験2:自分のルーツを知る
自分のルーツを知るとは、これまで自分の家系を見て、どんなつながりがあるかを知るということです。たとえば、自分の祖父、祖母、母、父全てが音楽が大好きでそれぞれ音楽活動をしていれば、自分もそれに似た性質を持っているということが分かります。
家系全てが商売人、ビジネスオーナーであれば、自分も商売の才能があるかもしれません。必ずといっていいほど、遺伝として親以上の才能は自分の中にあるはずなので、家族のほとんどが音楽が好きなのに自分は家の中でパソコンをやっているのが好きというのはあまりないようです。
こうしたことが分かれば、自分はなぜ地球に生まれてきたのかという強い軸が出来るでしょう。どんな状況になっても自分がやるべきことが分かっていれば、それに振り回されることなくやりたいことをやり続ければいいのです。
こうした軸がないまま生活していくとどうなるかというと、どこかの時点で急に虚しさや寂しさといった感情が押し寄せることになります。それは、30代、40代以降で感じる人も多いようで、仕事で頑張ってきた人も「自分は何をやってるんだろう?」と大きな質問をすることになります。
これは軸がないからで、軸があればそうした質問を自分にしたとしても「自分はこのために生まれてきたんだ」と自信を持って答えることができるでしょう。後から来る対処しきれないような大きな虚しさが来ても大丈夫なように、自分がここに生まれてきた理由を知ることはとても大切です。
経験3:自分の才能を知る
ルーツに加えて知っておきたいことは、自分の才能です。ルーツというのはこれまでの家系でどんなことをしていたか、その共通点を知ってそれを自分に当てはめてみるということでしたが、それに加えて自分が持っている才能は何でしょうか。
それは、コツコツ改善していく作業が好きかも知れませんし、何か新しいものを生みだす才能があるかもしれません。人を癒す才能かもしれませんし、思いを体で表現することかもしれません。
この才能は元々生まれつき持っているものなので、これを知っておけば何歳になってもブレない自分でいられるでしょう。そして、それを仕事に当てはめるというよりも自分の才能にあったことをしていれば、どんな仕事でも幸せと喜びを感じることができるでしょう。
というのも、仕事というのは人間が作った概念なので、その概念どおりに自分の才能がピッタリ当てはまるというのはあまりないかもしれないからです。
たとえば、音楽を体で表現するミュージカルが自分にぴったりだと思っていても、それに加えて人を癒すことも好きであれば、自分オリジナルのミュージカルセミナーのようなものを作ってもヒットするかもしれません。
こうしたものは自分以外の人はそこまで情熱が持てないので、いつまでも自分だけのオリジナルなポイントとして、人に知られることが出来ます。これは、強いブランドの共通点でもあるようです。
こうしたことを若いうち、年をとっていたとしても自分は誰かを知ることが出来れば、人生で起こる出来事に振り回されることが少なくなります。あなたにとって、一流の分野は何でしょうか、ルーツは何でしょうか、才能は何でしょうか。それを探すことは意味のない仕事をずっと続ける何倍もの価値があるかもしれません。