ツナと玉ねぎだけで!簡単美味しい和風パスタの作り方
仕事で帰宅が遅くなってしまっても、疲れているからこそそれなりに腹を満たしてくれる料理を夕食に食べたいものですよね。実家暮らしや結婚していれば家族に甘えることもできますが、一人暮らしで手料理が食べたければ自分で準備するしかありません。
そうなると、やはり手間はなるべくかけたくない。しかしそうは言ってもインスタントのラーメンなどではちょっと満たされない……。そんなとき強い味方となるのが、パスタ料理です。米をといで準備するよりはかなり時間の短縮が見込めますし、空腹具合に応じて量の調整をするのも簡単です。
しかしパスタそのものを作るのは簡単でも、ソースや具の準備に時間がかかってしまうのでは、パスタで時間短縮をした意味がないですよね。そこで、今回はパスタを茹でている間に具を準備できる簡単な和風パスタレシピをご紹介します。
ツナとタマネギのパスタ・一人前の材料
材料は、スパゲッティ100g、塩10g、タマネギ中1個、ツナの缶詰1個、オリーブオイル(なければサラダオイルでも可)少々、醤油少々。これだけあればおいしいパスタが作れます。
スパゲッティの分量は、一人前がおよそ100gとされるのが一般的ですが、男性ではこれだけでは足りない方も多いかもしれません。ご自分の空腹の度合いによって150g~200g位の間で調整してください。
特に普段パスタ料理をしない方に注意していただきたいのが、パスタの量です。乾麺の状態ではパスタは量が不足しているように見えても、茹であがるとかなり分量があるものです。簡単に300gなどに踏み切ると後で後悔することになりかねませんので、ご注意くださいね。
「そんなこと言っても、まず100gってどの位かわかんないよ!」という方もいらっしゃいますよね。購入したパスタが小分けに束ねてあれば、その一束が100gです。小分けにされていない場合は1,5Lのペットボトル飲料の空容器を準備しましょう。その中にパスタをいれ、注ぎ口から一回に出すことができたパスタの分量が、およそ100gとなりますんpで、参考にしてくださいね。
下準備をしよう
深めの鍋を持っていない方は、大きめのフライパンで代用することもできます。水の量をフライパンの深さの半分ほどまでとし、水の量に応じた塩を投入して、強火で沸騰するまで加熱しましょう。ただし、フライパンでの代用料理ではどうしても水の量が少なくなってしまいますので、200g以上のパスタを茹でる場合にはやはり深めの鍋での調理をお勧めします。
また最近では電子レンジでパスタを茹でることができるパスタ調理器も販売されています。この調理器を使用すると、コンロが一つしかない台所でも手早く調理ができるので、頻繁にパスタ料理をされる予定がある方は購入を検討されてもよいかもしれませんね。
水を火にかけたところで、具のタマネギの準備をします。タマネギは薄切りにしておきます。触感を楽しむことができるようにするので、それほど薄く切ることにこだわらなくても大丈夫です。
タマネギを切ったら、ツナの缶詰の油を少し切っておきましょう。缶詰のふたで中身を押さえるようにすると、簡単に油が切れます。
これで下準備は完了です。ちなみにフライパンでパスタを茹でる方はあっと言う間に沸騰してしまいますので、タマネギとツナの準備をパスタより先にしてしまうことをお勧めします。
調理しよう
水が沸騰したら、パスタを鍋に入れて、中火位で茹でていきます。茹で時間は各パスタの表示時間から1分引いた時間を目安にすると、多少もたついても伸びる心配がありません。フライパンで茹でる方はパスタを半分に折って投入します。
パスタが茹であがるまでの時間を利用して、フライパン(パスタ用とは別のもの)にオリーブオイル少々を引き、タマネギが透きとおるまで炒めます。このときほんの少し塩を振ると甘さが引き出されますよ。
パスタが茹であがったら、湯からあげてオリーブオイル少々と和えておきます。これを忘れると食事中にパスタ同士がくっついて悲惨なことになりますので、ご注意を。
さていよいよ仕上げです。パスタの上に炒めたタマネギをのせ、その上にツナを盛りつけたら、醤油を一回しかけてはい、完成です!タマネギとツナのうまみがパスタに調和し、味付けが醤油だけとは思えないほど複雑な味わいのパスタになっているはずですよ。
以上、パスタを茹でて、タマネギを炒めるだけでできる簡単和風パスタのレシピをご紹介しました。疲れて帰ってきてもこのレシピなら20分もかからず夕食にありつけますので、試してみてくださいね。