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相手の感覚に合わせた上手な話し方!マル秘テクニック!

相手と上手く合わせて話すコツは、相手の身体感覚を知る事です。相手が視覚、聴覚、触覚のどれを重要視しているかを知り、それに合わせて会話をする具体的なテクニックを紹介します。

先ず、人には視覚、聴覚、身体感覚というのがあり、その人にとってどれが一番得意なのかという利き手の様なものがあるんです。例えば視覚が優位な人は、会話を視覚によるイメージで捉えます。登山体験の話を聞いている時、途中の険しい道を想像したり、山頂の綺麗な景色を想像したりします。

聴覚が優位な人は、登山中の砂利の音や川のせせらぎの音、鳥のさえずりなどを想像しながら聞いています。身体感覚が優位な人は、足に伝わる疲労感や、杖の質感などを想像しながら聞いています。

こんな風に、それぞれの受け取り方が異なるのです。では、相手にイメージしてもらいやすい会話の方法は、どういった方法なのでしょうか?具体的に解説します。

相手の身体感覚を知る

それぞれの身体感覚の人と上手に話すためには、先ず知らなければならない事がありますよね?つまり、相手の身体感覚がどのパターンなのかを知らなければそれに合わせる事が出来ません。先ずは、相手がどの身体感覚なのかを知る様に心がけましょう。

シンプルな特色として、視覚の身体感覚が優位な人は、視覚に関連する言葉をよく使います。「美しい」とか「青い」とか。聴覚優位の人は「がやがや」とか「ドカンと」とか音に関連する言葉をよく使います。身体感覚が優位な人は「肌触り」とか「歯ごたえ」の様な身体感覚を表す表現をよく使います。

相手が会話の中でどういう言葉を多用しているかに注意を向ければ、おのずとどの身体感覚なのかも分かります。ちなみにメールなどの文章でも同じ傾向がありますので、そういう意識でメールを読んでください。この文章にももちろんそれが表れているはずですよ。

では、それぞれの人とより良く会話をするには、どういう話し方をすれば良いのでしょうか?

視覚が優位な人と話すには

視覚が優位な人と話すには、視覚のイメージをしやすくなる言葉を多く使いましょう。

悪い例「この前登山に行って来たんだけど、川のせせらぎの音が気持ち良くて、山頂の空気がとても心地よかったんだよ」

これでは視覚のイメージがほとんど入っていません。同じ文面で視覚優位の人に伝わりやすい文面は。

良い例「この前登山に行って来たんだけど、透明感のある川が気持ち良くて、山頂から見える景色が絶景で美しかったんだよ」

という風に話すととても伝わりやすいでしょう。ひょっとするとこの文章をお読みになったあなたが、「え?悪い例の方がイメージし易かったよ」と思われたなら、あなたの身体感覚は聴覚優位という事なんです。

聴覚が優位の人と話すには

聴覚が優位の人と話すには、先ほど視覚優位の所で悪い例として挙げたのが良いと思います。一応他の例でおさらいをしましょう。

悪い例「この前豪華客船で旅行したよ。船から見える景色が素晴らしくて、水平線がくっきりと見えてとても感動したよ。エンジンの大きさにも目を奪われたよ」

これでは視覚優位の人との会話では効果的かもしれませんが、聴覚優位の人向きではありません。

良い例「この前豪華客船で旅行したよ。船が波を切り裂くザザーという音が凄くて、水平線も遠くにドーンと見えてとても感動したよ。エンジンの爆音も凄まじかったよ」

こんな風に擬音や音を連想させる言葉を織り交ぜましょう。

身体感覚が優位の人と話すには

身体感覚が優位の人と話すには、触覚に関する言葉を盛り込みましょう。

悪い例「とうとう憧れのポルシェを購入したよ。シートも艶々していて、エンジンをかけたら凄い音なんだ。アクセルを踏むと凄い音を立てながら景色を切り裂いて走るんだよ」

これだと視覚と聴覚優位の人には伝わりますが、身体感覚優位の人にはイメージがしにくいのです。

良い例「とうとう憧れのポルシェを購入したよ。シートの座り心地が良くて、エンジンをかけたら凄い振動が体に伝わってくるんだ。アクセルを踏むと、フワッとした感覚でスッとスタートするんだよ」

この様に、体感している様な言葉を多く入れると相手に伝わりやすいでしょう。

この様に、それぞれの優位感覚ごとに言葉を使い分けましょう。しかし、複数人数での集まりの時は、それぞれの言葉をバランスよく入れる方が無難です。全部の感覚の人がいらっしゃるという前提で話しましょう。

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