情熱レベルで分かる?自分のやりたいことをしている人の見分け方
「仕事めんどくさい~」「学校かったるい~」そうした言葉を使うのが当たり前となっている人もいるかもしれません。
もちろんその仕事や学校を好きな人はそうした言葉は言わないかもしれませんが、安定重視の人は長年同じやりたくないことをしていたら、少しでもそうした気持ちは出てくるかもしれません。ですが、何かやりたいことを仕事にしていて普段から静かにワクワクしている人はどんなことを話しているのでしょうか?
「自分は○○です」
普段から静かにワクワクして自分のやりたいことに情熱を持って夢中になってやっている人は、自分のやっていることを話している人が多いようです。
「私はアスリートです」「私はセラピストです」「私は歌手です」そう言うたびにエネルギーが湧いてくるような感覚になる人は、自分のやりたいことが分かりそれをしているという共通点があるようです。逆にそれを言った時にエネルギーが下がりやる気がなくなるようであれば、それはやりたくないことをしているかもしれません。
アーティストになりたいのに「自分は公務員です」と言ってエネルギーが下がったら、それは自分のやりたいことじゃないかもしれません。あなたが言うことでエネルギーが高まる自己認識は何でしょうか?もし今やりたくないことをしていてそれを言うことでエネルギーが高まるなら、それに不安を感じる人もいるかもしれません。
もしそれで「やりたいことが分かった!」という人ならいいかもしれませんが、それが分かることで「自分にはもう遅い」「自分には無理」と感じる人は逆に思い出したくないかもしれません。
ですが、人生を長い目で見るとどれだけ沢山のお金を稼ぐかも大切かもしれませんが、やりたいことをやる時間をどれだけ増やせるかが大切ではないでしょうか。
お金の価値や商品サービスの価値は上下し、さらにどれだけ稼げばゴールか分からない、最低限の生活をする上では必要な金額もあるでしょうが、それに時間と情熱を振り回されていたら元も子もないかもしれません。
自分の気持ちを感じる
「じゃあ、自己宣言して感じればいいんだ」ということですが、それですぐに感じられる人と感じられない人がいるようです。
それは、感情を普段から感じないように押し殺していた人は感じづらいかもしれませんし、感じてしまったらそちらの方向に行くのはまずいと心の深い部分で思っている人は感じない、もしくは感じたとしてもそれが不安とセットになって感じるかもしれません。
なので、いきなりそうした人生の核心にせまる質問をするより、日頃から「楽しい」「楽しくない」「面白い」「イライラする」といった気持ちをはっきり感じることからスタートしてみるといいでしょう。
すでに感性が強くて逆に感じすぎてしまう人はそれに振り回されないことも大切ですが、日頃から感じないように頑張っている人はそもそも感情的な力を発揮できていなくて空回りしているかもしれません。
自然に夢中になれること、そして気付いたら時間が過ぎてしまうぐらい夢中になれることには余計なエネルギーを使いすぎず、それが最も効率的かもしれません。
普段から効率ばかり意識して動いている人は、短期的に見たら効率的かもしれませんが、そうした本当にやりたいことをやることが長期的に見たら人生という意味で効率的ということが分かったら、意識が変わってくるかもしれません。
情熱を高める
自分の気持ちを感じるようになって情熱を感じ、好きなことをやり始めるのは何歳になってからでも遅くはありません。
昔はやりたいことをしていたり大好きな人と過ごす時間が多かった人も、今ではやりたくないことをして好きな人と付き合っていないかもしれません。ですが、そうした前の感覚を取り戻したり、今まで感じたことがない情熱を感じて今に生きることは誰でも出来ることです。
お金のためにやりたくない仕事をすることは今ではなく未来のお金の為に働いていることで、今という時間に気持ちを向けることが出来ないかもしれません。逆に今に夢中になれれば後からついてくるお金をメインに考えたり副産物を意識して過ごすことより、とにかく今やっていることが楽しくて夢中になれる感覚は、どんな人の目も輝きを増してくれると思います。
情熱を高めるためには普段からやらないといけないと思っている役割を出来るだけ外して、心からやりたいと思うことをどれだけ増やして楽しめるかが大切です。それによって精神的な自由が手に入ると、そうした視点で物事が見えるようになり、自由意思で行動することが出来るようになるでしょう。
自由意思がある人は周りの人に強制したりしないので、周りの人も自由意思が育まれるようになるでしょう。基準や概念にとらわれすぎず、自分の気持ちに正直になることは、自分らしい人生をスタートする始まりになると思います。