なぜ自信がなくなるのか?自信はつけるより取り戻すもの?
自信はいつからなくなるのでしょうか。赤ちゃんの頃「いやぁ自信ないよ」という言葉を話す子供はいないと思います(笑)。言葉を覚えるのも家族がいてこそどんな言葉を話せば伝わるかが分かってきて、だんだんと言葉を覚えますが、最初から「自信持てない」という言葉が身についていることはないと思います。
ですが、育っていく中でそういう言葉を使うようになり、スポーツの試合や仕事の面接など新しいことへのチャレンジをする時にそういう言葉を使いたくなるかもしれません。ですが、緊張して自信がなく足が震えてしまう人もいれば、緊張はするけど自信満々な人もいるこの違いは何でしょうか。
自信を無くすパターン
普通に過ごしていて自信がなくなる場面はあるでしょうか?今日ご飯食べるの自信ない、今日家に帰る自信ない、今日お風呂に入る自信ない。お風呂に入るのは怪我で痛みが走るとか、家に帰ると接したくない人がいるというなら別かもしれませんが、普通は日常的な行動に自信を無くすことはないと思います。
では、いつから自信を無くすようになるのでしょうか、自信がない時は決まって何かをやろうとしている時ではないでしょうか。何もせずに「自信ない」と感じる時は、なぜ自信がないのかを考えてみて、実は自分にはもっと良いところがあることを発見してもいいかもしれません。
漠然とした自信のなさや不安というのはどんな人でも絶えず出てくるもので、それはつかみどころのないモヤのような感じがします。ですが、モヤだけに突き詰めていくとそれはただ自分の思い込みだったと気付くかもしれません。
何らかの出来事が原因になっていて、それは他人から何かを言われたり自分が決めているルール以下の行動をして自信がなくなったとしても、いつでも変えることが出来るものです。
他人から言われたことは正しいと決めることも間違っていると決めることも出来るのに、なぜ正しいと決めつけて自信をなくしてしまうのでしょうか。また、自分の中にあるルール、たとえばノルマを守れなかったりすると自信をなくしている場合は、そのルールを下げることで自信を無くすハードルを下げることが出来ます。
他人を基準に合わせていると・・・
自信がないとは自分に信頼がないと書くことが出来ますが、確かに自信は自分の中にあるものです。周りから自信が持てることを言われて自信が湧いてくることもありますが、やはり自分を信頼していない状態で周りから何を言われても自信が湧いてこないこともあります。
逆に自分を信頼している人は周りから批判されても平気な顔でいることが出来て、この1つの違いでも人生に大きな影響を与えることもあるでしょう。ですが、最初に見てきたように自信がない状態で産まれてくる赤ちゃんはいないように、今自信がない人でも自信がある自分を取り戻すことが出来るでしょう。
自信がなくなる1つとしては、他人の基準に沿って自分を裁いていないかということで、他人の基準を軸に生きていること自体、自分を無くすことになるかもしれません。
自身がないから自信がない、他人の基準に沿っている時は安心出来るかもしれませんが、基準ルールから外れた場合は自信を無くす、心配するとしたらいつまでも心の平安はないかもしれません。他人が認めてくれるから自信が出る、でも認めてくれなかったら自信を無くす、これだといつまでも自分で自信を持つことが出来ません。
自分を軸にするなら、自分のダメなところも認めて自分で愛してあげる、自分は他人から認められなくても自分で自分を認めることが出来ると、他人の軸に振り回されることもなくなるでしょう。
自信はすでに持っているもの?
自分一人で自信がないと感じる時、それは新しいことへのチャレンジをする時とかにあるかもしれません。ただ、新しいチャレンジ=自信がないというのも過去の経験によるもので、チャレンジに緊張してもワクワクする人もいます。
1つは自信がないということを言い訳にして自分らしい人生を生きない、先に進もうとしない理由として使っている場合があります。自信が持ててからスタートするという人もいますが、それを言い訳にしてスタートしない人もいて、その選択は自分次第です。
また、漠然とした自信がないのは突き詰めるとただの思い込みであることもあり、よくよく振り返って周りと比べてみたりすると自信が湧いてくることがあります。小さい頃にあった自信が今ないと感じるなら、それは心の中にある自信の種が育てられていないだけかもしれません。
ブランド品、車、家などを手に入れて外側から自信を手に入れようとしても、自分より凄い人は沢山いるのでいつまでも自分に自信が持てないかもしれません。ですが、自信は自分の中にあり、何も出来ない自分でも愛されることの気付き、納得が深くなっていけば、内側に眠っている自信を取り戻すことが出来るでしょう。