童心と親心を持つことができる!人生を豊かにするドラマ
みなさんの夢は何ですか?大人になっても夢を持ち続けられていますか?子供の頃なら、「野球選手になりたい!」だとか「センセーになる!」だとか、そういう夢を語っていたのに、その心を忘れかけていませんか?
今回は、夢を持っていた子供時代を思い出せるドラマを紹介します。そのドラマこそ、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」です。平均視聴率20%を越える大人気ドラマは、忘れかけた童心を取り戻してくれる作品なのです!
まだ「あまちゃん」を観たことない方も、これから是非ともチェックしてみてはいかがでしょうか?そして、童心を胸に抱いてみてはどうでしょう?
小さな夢でも持ちたくなる
朝の連続テレビ小説「あまちゃん」は、東京ではパッとしなかった女子高生のヒロインが母親の故郷・岩手県で海女を目指し、さらにアイドルを夢見る姿が描かれています。
暗くて、地味で、向上心も協調性もないヒロインが、地元の海女さんに出逢った瞬間、眼に輝きが宿ります。「かっけー!」と叫んだその時から、かっこいい海女さんを目指し始めます。
「かっこいいから憧れる」ことは、筆者にも子供の頃に経験がありますが、大人になった今では、そうやすやすと何かに憧れることもなくなりました。
しかし、このヒロインが海女さんになるため、ひとつひとつ試練を乗り越えてゆく姿を見ると、「憧れること」「夢を見ること」は辛くて疲れることだけど、それだけ「嬉しさ」や「幸せ」も訪れることだと改めて実感できます。
現実ばかりに追われる大人は、理想を掲げたり、夢を語ったりする時間があまりにも少ないと気づきます。子供の頃のようにプロ野球選手を今から目指すことは無理かもしれません。でも、何か小さな夢をひとつでも胸に抱き、生活をしてみても良いんじゃないでしょうか?子供の頃、感じていたドキドキをもう一度感じてみてはどうですか?
親心を持つことができる
そして、「あまちゃん」は童心だけでなく、親心も体験することができるのです。ヒロインは一人前の海女さんになるまで様々な試練に耐え、失恋も経験します。その姿をヒロインの周りにいる大人達が、それぞれの思いでヒロインを応援しています。
ひたむきに健気に頑張るヒロインを見ると、視聴者である筆者もいつのまにか「夢を叶えられたら良いね!頑張れ!!」と心から応援し、見守っているのです。その気持ちは、まるでドラマのなかの大人達と同じです。
そして、ヒロインが海女さんになり、初めてウニを取った時、「あーー、良かったねーー!」と、もしかしたら本人以上に筆者が喜んでしまったかもしれません。これぞ、親心ではないでしょうか?
お子さんをまだお持ちでない読者の方も、是非ともこのドラマを観て、「親ってこんなに喜びを感じられるんだ!」と親心を擬似体験してみてはいかがでしょうか?