自分を信じる事で自信を持とう!信じる力を養う方法
自信を持っているときと持っていないときでは、見える世界が全く違うということを経験したことがある人もいると思います。自信を持ちすぎるのもいけませんが、自信がなさすぎるのも周りが怖く見えたり自分はイケてないと思ってしまいます。
逆に自信がありすぎると自分がイケる!とか自分は他の人よりも優れているといった不健康な考え方が身についてしまうので、それも良いことではないでしょう。自信という字は、自分を信じると書きます。ということは、自信がないときというのは自分を信じられていないということになるでしょう。
自分を信じられないとき
自分を信じられていないとき、つまり自信がないときはどんな状態でしょうか。自分が信じられないので不安や恐怖が出てくるでしょう。それによって劣等感や無価値観、他人に対する嫉妬や妬みも出てくるかもしれません。
そして、そのときは大体自分よりも周りに目がいきます。健康的に自信を持っている状態では、自分が出来ることや自分の改善出来ることなど、自分に目がいきますが、自信がないと自分は出来ないと思っているので自分には目がいきません。
なので、愚痴を言っている人は自分で出来ないということを言っているようなもので、強がっているかもしれませんがそれが周りの人に対して自分からのSOSということもあります。
自分じゃ何も出来なくて助けてほしいから愚痴を言っていることもあるので、人を見かけで判断せずに深い部分で理解してあげることも大切でしょう。
他人の愚痴をいうということは、自分に愚痴を言っているようなもので、いざ自分が他人の立場になったとしたら、その愚痴や気持ちが自分に返ってきます。なので、自信がなかったとしても周りを必要以上に責めることはしないほうがいいかもしれません。
自分を信じられるとき
では、自信がある状態とはどんな状態でしょうか。それは、自分を信じられているときといえます。自分を信じられているときは、どんな状況にいても自分で何とか出来ることを探し、もし自分に出来ないことがあれば他人に頼ることもできるでしょう。
自分に自信がないときは他人に頼っても受け入れてくれない感じがするので、それに対して落ち込む人や愚痴をいってごまかそうとする人などに分かれます。スポーツ選手は良い例で、トップクラスの人と全然成長しない人の違いを見てみると、自分に集中しているか周りに集中しているかの違いがあるということが分かります。
トップクラスの人は、どんな状態にあってもそこから自分でどう進んでいくかということを考えますが、成長しない人は、嫌な練習やトレーニング、人の悪い面にばかり目がいき、自分の成長や周りの貢献出来ることなどを考えることがないようです。
ですが、これはその人の性格というよりも自分を信じられているかどうか、そして周りの人との付き合いによる影響が大きいといえます。
自信を手に入れる方法
どんな人でも自信を手に入れることが出来るでしょう。それには色々な方法がありますが、その1つは自分が決めた自分との約束を守ることです。自分が決めたことをやっていき、たとえそれがクリア出来なかったとしてもそこに向かっていけるというのは自分を信じているときしか出来ません。
ですが、どれだけ簡単なことを決めてもそれすらクリア出来ないなら、それは自分に対して約束を破ることになるので、自分を信じられなくなってきます。
「自分が決めたことは出来ない」というふうになると、どんなことをも放棄したくなり、力が入らなくなります。そうなると、周りのせいにしてその場しのぎをしようとする人や、別な方向に意識を向けてそれから目をそらそうとする人になってしまいます。
ですが、自分の決めた目標を達成している人を見ていると、感情的に安定している人は幸せそうに見えませんか?感情的に不安定な人は、無理やりポジティブに考えてクリアしていきますが、その下にある自分の無価値観などを癒さない限り偽物の自信に振り回されることになります。
そうではなく、ありのままの自分を愛することが出来ている人で、自分が本当にやりたいことをたんたんとこなしている人は、充実していて静かな幸せに包まれている感じがします。
その状態は、余計な力を使わずスーッと物事を進めていける状態なので、理想といえます。自分が決めた小さなことを毎日きちんとこなすことが出来るようになると、自信がついていき、それによって大きなことを達成するとさらに自信がついてきます。
もちろん、大きなことを達成できなくてもそれに向かっている状態というのは自分を信じていないと出来ないことなので、その時点で自分を信じる力が大きくなっていることになります。これを繰り返すことで健康な形で自信をつけることができるようになるでしょう。