人を上手に使って、自分の時間を生み出す方法
人生で最も大事なものはおそらく・・・「時間」です。人類の生命は地球よりも重いという表現はよく使われますが、これはつまり、プライオリティで言うところの最上位に来るのが、生命だという事です。
生命というのは、時間の集合体であり、毎秒ごとにわたしたちは、この命を削りながら生きています。
しかし命は「有限」です。人類を含む、地球上のすべての生命体の致死率は「100%」です。なので、わたしもあなたも確実に死にます。そしてわれわれに与えられている時間は1日たったの24時間。睡眠で7時間消費すれば、17時間しか与えられていません。これをどのように上手に使うかで、人生はどのようにも転びます。
今回は、その17時間をどうやって増やせば良いのかを考えていきましょう。人を上手に使って、自分の時間を生み出す方法についてお話ししようと思います。どうぞ最後までおつきあいいただき、ゆとりある生活を満喫してください。
人を使う事の効果
教育された社会のためになる作業を仕事と言い、ニーズのあるものがこの世に残り、生活に浸透していくわけです。つまり、人を雇う事で、これらの事業を達成しようという試みで、経営者は従業員を雇っています。そして副効用的なものとしては、従業員を雇う事で、経営者は、お金が出て行く代わりに、その対価として時間を得ます。
その結果として、お金も自由もある生活というのが確立されるわけです。これは、別に経営者でなくともわたしたち一般人の生活にも応用する事が出来ます。日本でメイドを雇うのは難しいようですが、家政婦なら可能なので、仮に時給700円で家政婦を雇い、家事全般をやってもらえば、自分の時間は当然増えるわけです。
家事は年収にして300万円とも言われています。その分の労力を、自分でやろうとすると、当然自分の時間は減る一方ですし、完璧主義のわたしなどは、掃除をさせたら、細かいところまで完璧にキレイにしないと気がすまないので、数時間のロスではすまなくなってきます。
それなら、人に任せて、自分は時給700円以上の金額を稼いでいる方が、よっぽど効率的で、自由に生きる事が出来ます。そして、仮に家事に5時間使っているとして、その5時間を3500円のお金を払うだけでやってもらえ、プロの業者なら自分がやるよりもキレイにやってくれるでしょうし、その分の時間を得る事も出来ます。
また、仮に時給1000円を稼げるなら毎時間300円のプラスになり、更に家事のために使っていた労力までなくなるので、人を使った方が絶対にお得だと思います。そしてそこには雇用関係が生まれ、雇われる家政婦も助かる、というお互いの生活が満たされる関係が構築されます。
なので、ひとりで生活している人で、ある程度の給与がある人なら、家政婦などを雇って、自分がやっている、自分以外の人でも出来る仕事はどんどん外にふったほうが自分のためにも社会のためにもなるわけですね。
人の上手な使い方
そういう時に誰かに何かを頼まれたりしていると、余裕がなくなりヒステリックになってイライラしたりします。人に当たってしまう事もあるでしょう。そうならないためには、すべてを流す生き方を覚えなければなりません。たとえば、わたしの母親は非常に人の使い方がうまいというか、あれこれ理由をつけて、自分が出来ない事を人にやらせようとするところがあります。
わたしも、最初は断るとうるさいので、はいはいと全部やってあげていたのですが、今度はやる事が当たり前のようになってきて、わたしはイライラが溜まっていきました。ある時、わたしは、すべてのお願いを断ると決めました。どうせやってあげても感謝されないし、したらしたでどんどん要求が増えるだけだから、自分の事は全部自分でやってくれと母に言いました。
出来ない事はすべて断りましょう。即座に返事が出来ないものや、大局的に考えて、やったほうが良いと思うものは即答しないようにする。そして、これを逆に自分が周囲の人間にする事で、自分への負担は極端に減るでしょう。