自分を信頼する生き方。直感を邪魔する自分の考えとは?
「なんとなくこっちの料理が食べたい」「なんとなくこの仕事がしたい」、そんな何となくで何かを選んだことはありますか?
でも、よくよく考えたら別のほうがメリットもあっていいのに、なんでそっちを選んだんだろう?そう不思議に思う人もいるかもしれません。
頭で考えるよりも何となくそっちのほうがいい、そっちを選びたい、そんな直感を活かすことは自分にとって意外と大切な選択かもしれません。
直感を使ってますか?
直感はないようであるもの、捉え用の無いようなもので専門家によれば無意識などに根付いた根拠があるもの、色々な解釈がされているものです。
もちろん直感に従ったからといって自分にとって良いことが必ず起きるというわけではないようですが、そうして選んでいくうちに理想の人生へ辿り着いた人、偶然に良いことがあった人もいるようです。
自分にとって「こっちかも」と思うこと「なんとなくこれがいいな」というもの、それに理由がないにせよ、なぜか気持ちがそちらの方へ向いているというものがあれば、そちらの方向に進むのは人生の方向性を変える出来事になるかもしれません。
それは自分が今まで経験してきたこと、五感から取り入れてきた情報を潜在意識が快か不快かを選び、それから自分にとって選んだほうが理想となる情報を、自分の気持ちに合わせて教えてくれているという考えもあります。
自己啓発やスピリチュアルなど色々な側面から見たら色々な表現法がありますが、そうしたどの側面から見ても直感は存在し、その選択によって人生の方向性が変わる経験をしている人も多いようです。
ですが、直感に頼ろうとすると決まって出てくるものがあります。
良い悪いの判断が直感を邪魔する
そこで出てくるものは自分の考え、判断で、「なんとなくこっちがいいな」という直感が出た後「でもそれを選んだらいいことはないな」と頭で考えた答えを優先することがあります。
もちろんそれも大切で、時には頭で考えたメリットデメリットを優先したほうがいいこともあるかもしれませんが、頭で考えた良い悪いが必ずしも自分に理想の人生を運んでくれるとは限りません。
なぜなら、頭で考えて全てが理想の方向に行っているなら誰もがそうなっているはずですが、そうなっていないのは理想の人生にならないような心のブレーキがかかっている可能性があるからです。
例えば起業して自分のビジネスを起こそうとずっと前から考えているのに、いつまでも起業出来ない人、来年起業すると毎年言い続けている人は、起業したら嫌なことが起こると感じているからそういう一歩を踏み出せないのではないでしょうか。
「起業したい、でもまだ早い」「起業するにはこうしてああして色々準備しておくと安心だ」、そうしてメリットデメリットを計算していると、いつまでもデメリットが出続ける人もいます。
それは、そうしたデメリットが問題というより、自分が起業をすると嫌な思い、怖い思いをするといった気持ちが次々と問題を増やしてその状態を維持しようとすることが問題です。
問題は小さいものから大きなものまで考えればいくらでも出てくるもので、それをやりたいと思いきってやり始める人はいくつか問題があっても気にしません。
自分で考える良い悪いが直感を邪魔して、これまで生きてくる中で良いか悪いか判断したものの中の良い方だけを選んで理想の人生を実現出来るのでしょうか。
どちらに行ってもゴールは変わらない?
そんなこと言っても、自分が今まで経験してきたこと、蓄積してきたデータからすると良い方を選ばないと理想の人生には行けない、そう思っている人もいるかもしれません。
ですが、本当にそうでしょうか。人の未来を予測することは過去の経験、出来事がベースになっているので、必ず未来に同じことが起こるとは言い切れません。
自分が予想している未来じゃない方向に進むのは怖いかもしれませんが、そっちになぜか直感が反応するなら、そちらの道を進んでも結局辿り着く未来は変わらないかもしれません。
そして、頭でメリットデメリットを考えて時間と労力をかけるよりも、直感でパッと決めてしまったほうが、悩む時間も減り進む道は変わっても辿り着くところが同じなら、そちらのほうが楽にすっと進めるかもしれません。
それだけ自分の直感を信頼出来ればメリットデメリットに振り回されず自分の人生自体を信頼出来るようになり、どちらに進んでもきっと理想の方向へ進めると思えば、それだけ足取りも軽く軽く選択しながら、時には方向修正しながら進んでいくことが出来るのではないでしょうか。