自分の意思を貫き通し他人に振り回されないようにする方法
あなたは、自分の意思を貫いていますか?そんな挑発的なことをいわれると人によってはそれぞれ違った反応をすると思います。「もちろん自分の思い通りの人生を過ごしているよ」という人や「自分は周りの意見を頼りにして生きている、それの何が悪いんだ!?」という人もいるかもしれません。
もちろん、どんな人生でも自分の好きな人生にすることが出来ますが、自分の意思を貫き通す人生を送っている人を見ると、とても自由で軽やかに人生を生きているように思えます。
自分の意思を貫き通せない!?
自分の意思を貫くと聞くと、ただやればいいと感じるかもしれませんが、それが分かっていても出来ないものです。ですが、ほんの一握りですが、自分が決めたことをやり続け、こうなりたいという人生を実現させている人もいます。そういう人の違いはどこにあるのでしょうか?
それは、自分の意思を貫けるか貫けないかに尽きるところがあります。どんなにひどい状況にいても、自分の意思が貫ける人は時間がかかっても理想の人生に辿り着いている人はいて、世界的に成功している人を調べると、ほとんどの人がそういう人であることが分かります。
逆に裕福で自由になんでもできそうな環境にいる人でも、周りの言うことに合わせる人生を生きている人は、理想の人生を生きられない人もいるようです。
良い悪いは別にしても、自分が思った通りの人生にすることは人生の中で最も喜びを感じられることかもしれません。では、なぜそうしたことが出来ないかといえば、それは周りの考えが自分にとって当たり前と思っているということがあります。
周りの考えを自分の考えにしない
知らず知らずのうちに周りの考えが自分の考えになってしまいますが、それはある意味仕方ないこともあるでしょうし、必要なこともあります。
歩き方や箸の持ち方など、基本的にスムーズに生活するために必要なことを教えてもらうことは嬉しいことですが、自分の意思を貫き通せなくなるような考えを教え込まされるのは、ちょっとキツいかもしれません。
たとえば「自分の意思は貫き通すものじゃない」と教わった人は、その通りの考え方になり、大切なことを決めるときには自分ではなく他人を頼りにして決めるようになるかもしれません。
他人の考えは他人の考えと思っていても、意外と強く影響されていることが分かります。それでも、他人は他人、自分は自分と考えて他人の意見に対して強い感情を抱かないようにすれば、強い影響を受けることはないでしょう。
周りの考えをぜひ取り入れたいのは、自分の人生を理想の方向に持っていってくれる人の考えです。マイナスの考えもあればプラスの考えもあるように、自分の意思を貫いている人の教えを受ければ、それが自分の考えになります。
常識ってなに?
よく、常識という言葉が使われますよね。「あの人は常識がない」、「もっと常識を知りなさい」など。ですが、常識って何でしょうか。今まで話してきたことから考えると、常識っていうのは人それぞれ違った周りの考えが自分の考えになった当たり前のようなことを常識と言っていると思います。
常識とは偏見のコレクションという言葉は天才アインシュタインが言ったことですが、常識=偏った見方というふうにも捉えることが出来ます。そもそも、常識に従って生きている人は自分らしい幸せな人生を生きているのかというと、疑問が残ります。
自分らしさが人それぞれ違うのであれば、それを統一するような常識というのはかえって邪魔になるのではないでしょうか。
もちろん、平和や安全を確保するための常識というより最低限のモラル、人間として当たり前なことは大切ですが、何から何まで常識というそれに従わない人はダメと決めつけるような言葉を使って自由を失うのは、ちょっと違うことかもしれません。
新しい常識を作る
常識が偏った見方であれば、自分も自分オリジナルな常識を作るのもいいかもしれません。もちろんそれは自分と他人が幸せになるもので、最低限のモラルに反しないことであることが理想です。
もし、今まで「自分がやりたいことを仕事にすることは出来ない」という常識を持っていたのなら「自分がやりたいことを仕事にすることが当たり前」という常識を作ってみてはどうでしょうか。
「体を動かさないとお金が稼げない」という常識を持っていたのなら「頭を使ってもっと大きく稼ぐことが出来る」ということを常識にするのもいいかもしれません。
そういった自分なりの常識を作ることが出来れば、自分の自信やオリジナリティが身についてくるでしょう。それには、自分が理想とする幸せに生きている人の弟子になって教えをもらうこともとても効果的です。
自分が幸せを感じることができる自分オリジナルな常識を作って、その中で生活することはかけがえのない時間をもたらしてくれるかもしれません。