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誰も認めてくれていないと思う時は、自分で自分を認めてあげよう

「どうしてこんなに頑張ってるのに誰も認めてくれないんだろう」

そう思うことはありませんか?これだけ勉強を頑張っている自分をもっと褒めて欲しい、これだけ仕事を頑張ってる自分を認めて欲しい、これだけ綺麗を磨いている自分をもっと愛して欲しい。もっとして欲しいのにしてくれない、でもそれは自分が変わると変わっていくかもしれません。

本当に認めていないのは誰?

面白いのが、周りはあまり認めていないのに自分だけ自信を持って楽観的に生きている人もいれば、周りは認めているのにいつまでも自信が持てない人もいることです。ちょっと褒められれば嬉しい人、いっぱい褒められても喜べない人と色々いるわけですが、そう考えると周りがどう話すかも大切ですが、自分がどう受け取るかも大切ではないでしょうか。

もちろん明らかに返しようが無いくらい周りから批判を受け続けていれば、それだけ自信がなくなるかもしれませんが、そこまで毎日毎日批判ばかりしてくる人が周りに沢山いるでしょうか。

もしいじめのように複数の人が馬鹿にしてきたとしても、それは自分に言っているというより、自分のような姿になるのが怖くて、その恐怖心、つまりなれない自分に対する恐れから話していることになります。

周りの人は鏡とはよく聞きますが、誰かに対して不満を言っているならそれはそうなれない自分に対しての不満だったりします。なので、周りの人が認めてくれないと感じる時、それは自分で自分を認めているのかと疑問に思ってみるのもいいかもしれません。

自分で自分を認めている人は、周りの人のちょっとした褒め言葉でも嬉しくなったり、褒めてくれなくても自分で自分の能力や可能性を認めることが出来ます。でも「自分に自信が無い」と言ったら周りが「そんなことないよ!」とか言ってくれたらどう感じるでしょうか。

感じ方はネガティブになるかもしれませんが、言葉だけ聞くと自分を応援してくれたり認めてくれていると感じませんか?人は気持ちのバランスを取り合うので、ポジティブなメッセージが来るとネガティブに捉えることもありますが、後から考えると応援か批判かでいえば、応援と捉えることも出来るのではないでしょうか。

認められると居心地が悪いなら・・・

人が認めてくれるのに認められていないと感じるなら、それは認められない状態に居心地の良さを感じているかもしれません。周りは認めてくれているのに自分でそれを拒否したり聞こえないようにして、認められるという居心地の悪いところに出ていきたくないのかもしれません。

人はネガティブに思えるところでも居心地良く感じるもので、たとえば景気が悪いこと、先行き不安なことなどの世間話を何時間でも話している人を見かけますが、内容はネガティブでも話している本人たちは何となく居心地がよさそうです。その人たちがポジティブに将来の可能性について話している人たちと一緒にいると居心地の悪さを感じると思います。

それだけ人は柔軟に自分にとって居心地のいいところを作れますが、自分が認められていないというのもその1つかもしれません。それは、自分を認めてくれる人ばかりのところにいって居心地の悪さを感じるかどうかで分かると思います。

自分に疑問を持ってみる

こうして今までと違う視点から見てみると、自分が思い込んでいただけなのかも?と思ってくるかもしれません。ですが、そこで反発も出てくるならそれは今の自分を変えたくない、今の居心地のいいところを変えたくないという反発かもしれません。

それが良い悪いではなく自分はどちらを選びたいのかによって変わりますが、もうこんなに認められない、愛されないのはうんざりだと思ったら、新しい選択をするのもいいと思います。

そして、認められる自分になるために凄い苦しいことをしないといけないわけではなく、ただ自分を認めてあげる、そして周りが認めてくれていることを素直に受け取ることで、だんだんと変わってくるでしょう。

そうすると、自分をからかっている人でも自分を愛してくれているんだと思えたり、批判する人でも話す角度は違うけど、自分にこれだけ言ってくれるということは自分に興味や愛情を持ってくれているんだなと、違う視点で物事が捉えられるようになるでしょう。

そして、今の自分の環境や周りの人に感謝出来ることは何か?と考えてみたら、実は沢山の感謝出来るものに囲まれていることが分かってくるかもしれません。

自分の中にある認められたら困る、愛されたら困るという根元がだんだんと変わってくると、今度は認められること、愛されることが居心地よく、自分で自分を認められる、愛することが出来る自分になっていくと思います。

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