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友人の言動にイライラするのは自分のせい?考え方を変える改善法

普段はお酒を交わしたり遊びに行ったりと仲の良い友人ですが、ふとした瞬間にイライラすること、ありませんか? 彼、もしくは彼女の言動が気に入らず、つい無視をしてしまったり文句を言ってしまったり。

後々考えればなんてない些細なことだと気付くのに、それからも友人の言動にイラっとすることが増え続け、気付けば相手の文句ばかりを言っている人は、少し頭を冷やした方がいいかもしれません。

友人との距離が縮まっているからこそ、言いたいことを言ってしまったり、感じたことをすぐ言葉にしてしまうかもしれませんが、それではいつか気疲れしてしまいます。友人に悪気がないと分かっているのであれば、あなたがちょっとずつ考え方を変えてみてはどうですか?

高望みしない

相手にイラっとしたとき、なぜあなたはそんなに腹を立てたのでしょうか?よく考えてみれば、それは相手に何かしらの『裏切り』があったからなのではないですか?「自分はこう思っていたのに、相手はその要求に応えてくれなかった」。状況は様々でしょうが、大まかにまとめればこういうことでしょう。

ですがちょっと待って下さい。その裏切りは、客観的に見ればほんの些細なことかもしれません。あなたは友人に、何かしらの期待をしているのではないでしょうか。

例えば、今日はご飯を奢ってあげたのだから次は相手が出してくれるだろう、と思っていたのに、次もその次も自分がお金を出すはめになってしまった。こういう状況のときにイラっとしてしまうかもしれませんが、でもそれって、あなたの『好意』でやったことなのではないのでしょうか?

見返りを求めるのはあなたの勝手の想像でしかなく、それを強制してしまっても何も返ってきません。それでイラっとしてしまったら、あなたが身勝手な人になってしまいます。高望みした分、その反動は大きいものになってしまいます。望みを低く、期待しすぎないことを心がけていきましょう。

こういう人間なんだ

イラっとしてしまう理由の中には、自分と相手との性格を見比べてしまうということもあります。自分の性格を正当化し、それに劣った相手に対して嫌悪感を抱いたり文句を言ってしまったり。

うまく割り切れていないことに原因はあります。自分は自分、相手は相手という考え方を理解していないのでしょう。まずは相手という『人間』を見てあげて下さい。

人間が違うのなら性格が違うのも当たり前。考え方が違うのも当たり前。もちろん、共感し合えないことがあっても何ら不思議ではなく、むしろそれが自然なのです。なのに、相手の言動に共感できなかったからといっていちいち頭に来ていては、キリがないですよ。

どうしても理解できなかったとき、「こういう人間なんだなぁ」と割り切るだけで考え方は一気に変わるもの。自分とは違うことを認めてあげることが大切です。

まぁ、いっか

相手のことで考え過ぎるのも、イラっとする原因の一つです。この言動はいったいどういう事なのだろう、と何気ない言動に対して深く考えを掘り下げてしまい、結果納得ができずにイライラしてしまう。

自分で勝手に頭に血を上らせてしまっているのです。そういうときに相手に文句を言ったところで、向こうはこっちがイラっとしている原因に気づいていないのですから意味がないこと。それどころかますます自分の首を絞めるだけの行為になっていまいます。

そういうとき、「まぁ、いっか」と気軽に受け流すことが大切です。相手はあなたが思っているほど深くは考えていないだろうし、あなたが考えているほど馬鹿ではありません。理解しているところは理解しているはずですから、一人で勝手に考え込む必要はないのです。

良い意味で適当に、良い意味で妥協をしつつ、相手との距離を見定めていってはいかがでしょうか?

友人にイライラしてしまう人は、きっと責任感が強い人間なのだと思います。誰よりも完璧でなければならないと心のどこかで思っているからこそ、相手の言動を気にしてしまうし、相手からの指摘にプライドが許さないのでしょう。

しかし、この人生はそんなに片肘を張らなくても良いのです。周りのことではなく、もう少し自分勝手に生きてみても良いのではないのでしょうか。『自分を可愛がる』。ときにはこういう行為も大切なのですよ。

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