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イライラしている人を見て「自分のせいだ」と思わないようにするには?

あなたはイライラしている人を見て、関係ないのに「自分のせいだ」と思うことはありませんか?どんなことも相手のせいにする人もいれば、どんなことも自分のせいにする人もいて、どちらかというと自分のせいにする人のほうが良い感じがするかもしれません。

ですが、自分で責任を取るのと自分のせいにするのは違い、自分のせいにするとオドオドしたり落ち込んだり、どうしていいか分からなくなったり自分じゃどうにも出来ないと感じることがあります。

もちろんどんなことも相手のせいにする人も責任を持っていることにならないし、周りの人からすればなんでもかんでも自分のせいにする人といるのは嫌かもしれません。

相手のイライラは相手のもの

イライラしている人を見て「なんでこの人イライラしているんだろう?」と考える人もいれば、「なんでこんな時にイライラしてるんだ」と相手のせいにする人もいます。

そして、「自分のせいでイライラしているのかな?」と自分のせいにする人もいて、そうした相手の心を読み、それも正確な答えが分からないのに自分でそうだと決めつけることがトラブル発生のもとになることがあります。相手はお腹が痛くてイライラしているかもしれませんし、昨日親とケンカしてイライラしているのかもしれません。

だからといってそのまま「なんでイライラしてるの?」と聞くと、人によっては反発したり余計にイライラさせてしまうかもしれません。ですが、それで「やっぱり自分のせいなんだ」と思うのもただややこしい方向に問題を持っていくようなもので、イライラしている人は悲しんでいると思って接してみてはどうでしょうか。

自分に嬉しいことや楽しいことがあると人はイライラしないということは、イライラしている人は何らかの悲しみや不都合なことにイライラしているかもしれません。そのイライラした相手を見ると、なぜ自分のせいだと思ってしまうのでしょうか。

イライラの本当の意味

どんな人でも過去の経験が今の自分を作っていて、イライラした人を見ると自分のせいだと思ってしまうことも過去から来ています。それは、小さい頃にイライラしている親が自分のせいにしていたかもしれませんし、イライラしている人を見たら自分が悪いと感じる出来事があったかもしれません。

そうした出来事においてスイッチが入る出来事は恋愛と同じく、自分が可愛い思う人がいたらドキドキするのと似ています。イライラしている人を見るとオドオドしたり自分のせいだと思って落ち込む、そのパターンが出来ていたら、いつもそのパターンに振り回されるでしょう。

なので、人がイライラしていたら自分のせいじゃないと思えるような新しい物の見方が出来れば、だんだんとパターンが変わってきます。なぜイライラしているんだろう?それは嫌な出来事があったからかもしれない、それで悲しいことや自分を責めるようなことがあったのかもしれない。

そうやって今までと別の方向から相手のイライラを見ていくと、たとえそれが自分にイライラしていたとしても怒っている表面的なところより、もっと深い悲しいところを理解してあげられるでしょう。

なんで自分がこんなことをしないといけないんだ、なんでこんなに管理しないといけないんだと悲しみを感じている人のそばでオドオドするより、その悲しみを分かってあげて手伝ってあげたりフォローすると相手の対応も変わってきます。

そういう人の傷つきが強い時はフォローしてもイライラしている時もありますが、そこを飼い猫に手をひっかかれるような面白いイメージにすると、相手のイライラに振り回されることも少なくなると思います。

本当に自分のせい?

それと一緒に、なぜ自分はイライラする人を見たら自分のせいだと思うようになったのかを振り返ってみるのもいいでしょう。そもそもそれが原因であれば、いくら表面的なことを変えても自動的な反応として同じパターンが出てくることがあります。

イライラしていた人が自分のせいにして、「人がイライラすると自分のせいなんだ」と思い込むようになったのは、それもイライラしている人が悲しんでいてその悲しみをぶつけるために言ったことかもしれません。ですが、人と人が関わりあって出来事が起こるなら、それはそれぞれの人に責任があるといってもいいのではないでしょうか。

たとえば、一緒に遊んでいて転ばせて怪我をさせてしまったとしても、転ばないようにするとか転び方が悪かったというのも全て自分のせいではないといえます。もちろん全て相手のせいにすると同じことになりますが、このようにどんなことでも2人以上の人が関わることなら誰が責任を取ってもおかしくないといえます。

そうやって深く見ていくと、ちょっとしたことで自分のせいだと思いこんでしまっただけで、本当は自分のせいだけじゃなく周りも同じく責任があることが分かります。

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