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もし命を区切られたらあなたはどうしますか?告知して欲しいですか?~その2~

精神面が免疫に影響する病気もある。その場合は?

他人事のように言うなら、死を本当に自分が覚悟できたなら、最期の時を妻や子供と静かにいろいろなことをしたいと思います。子供にも父のカッコイイ所をたくさん覚えておいてもらうために。もちろん自分ができるかどうかはわかりませんよ。でも、その時が来たらそんな自分でいられるように、今から精神を鍛えておきたいと思います。

ところが、そんなカッコイイことを言っていられない病気もあるようです。「病は気から」と一般的に言いますが、特に白血病系の病気の場合、精神面の衝撃がそのまま免疫に左右し、ガンの進行が一気に速まるのだそうです。命が一気に縮むのです。

その場合、数カ月なら告知を悩む範疇ですが、余命が1年以上あるなら、その間の時間を楽しむためにも告知を医師が勧めない場合もあるのだそうです。白血病系の血液やリンパ液のガンの治療で抗がん剤を投与している間免疫力が低下するので、ちょっとした切り傷や風邪などの感染症でも急逝してしまうことがあるからだそうです。

また、このような血液系のガンの場合、再発を繰り返しだんだん弱っていくそうです。しかし、抗がん剤で良くなって、再発するまでの間は、命を区切られたなんて夢であったかのように元気なのだそうです。だから、周りもその間は忘れられるのです。旅行もできるし、楽しい毎日を普通に、少々の怯えを心の片隅にかかえながらですが送れるのです。

それなら、少しでも長く生きていたいものです。急逝するよりは、家族とできるだけ楽しく暮らしたいと思います。その時は迷惑をかけても告知しないでいてもらいたい気もします。でも結論は家族に任せたいと思います。家族が「少しでも一緒にいたい」と思ってくれるような愛を感じたいとも思います。

こういう場合もあるのなら、精神を鍛えるより、家族に愛される人間でいたい気もします。元気な今に感謝し、「今」を大切に、明日死んでも後悔が無いくらい時を大切に生きていきたいと思いました。

告知うんぬんを語る前に、死んでいく時に「ありがとう」と心から感謝して死ねるような幸せな死を迎えたいと、ただただ思います。そう思えるように健康な今から真面目に生きていきたいと思います。

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