成人男性に忍び寄る恐怖!抜け毛や薄毛の原因と対策を知ろう
日本では成人男性の4人に1人が悩んでいると言われている薄毛。男性ならおそらく誰もが「ハゲたらどうしよう!」と考えたことがあるだろう。
薄毛や抜け毛には様々な原因があり、それを予め知っておくことで対策できることもある。一旦頭髪の薄くなった部分をもう一度自分で元に戻すというのは至難の業。薄くなってから後悔しないように、今のうちからしっかりと手を打っておこう。
どうにもできない遺伝
「ハゲは遺伝だ!」とはよく言われることだが、両親や祖父母が薄毛であれば、自分も確実に薄毛になるかと言えばそうではない。ただ「薄毛になる確率」はある程度持っていると考えよう。
遺伝子に組み込まれた情報は変えることができない。しかし薄毛になる確率が高いと予めわかっていれば、他の人よりも気をつけて早いうちから対策をしておくことによって、薄毛の進行を遅らせることはできるだろう。
ストレスでの抜け毛は女性でも
生きていく上で全くストレスなく生活していける人なんてほとんどいない。しかし過度なストレスは頭皮の緊張を高め、血流を悪くする。こうなると毛髪の正常な成長が抑制されるため、薄毛になってしまう。
ストレスをなくすことが一番だが、こういう時は軽いエクササイズ等で体を動かし、血行をよくしましょう。また並行して育毛剤を使うと効果的。
間違ったヘアケアは逆効果
朝にシャンプーをするいわゆる朝シャンですが、これは頭皮に良くない。夜に汚れを落とさずスタイリング剤をつけたまま寝ると、成長ホルモンが分泌されて毛髪が育つ時間に毛穴が詰まったままになってしまう。
そして朝シャンでむき出しになった頭皮に直接スタイリング剤が付くことになり、かなりの悪循環だ。シャンプーは必ず夜寝る前に済ませ、シャンプー自体をキッチリ最後まで洗い流すことを意識して指の腹を使って頭を洗おう。
また育毛剤はその種類によって個人に合う合わないがあるので、頭皮の違和感や以前より抜け毛がひどくなったと感じたら、たとえどんなに評判のいい育毛剤でも使うのをやめよう。こういう思い込みで使い続けてしまうと、育毛のためのもので逆に薄毛が進行することも考えられる。
生活習慣は薄毛と深いかかわりが
睡眠不足は薄毛を招く原因の一つ。やはり成長ホルモンの多く分泌される夜間にはしっかりと睡眠を取ることが大切だ。また肉類や味が濃く脂っこい物を好んでたくさん食べる人も要注意。
これらの食べ物が招く生活習慣病は時に老化を促進し、分泌される皮脂のにより、抜け毛が増える可能性があるからだ。毛髪のためには、大豆製品や魚類からの良質のタンパク質や亜鉛などを含む海藻類を意識して摂るようにしよう。
もし薄毛が進行してきたら
こうやっていろいろと努力をしても、薄毛が進行してくることがあるのも現実だ。もし薄毛が進行してきたら、その時は隠そうと妙に髪を伸ばしたりせず、逆に短髪にする方が気にならないし、「とうとうきちゃったんだよねー(笑)。」くらい口にできる方が潔くて男らしい。
しかしこういった場合でも育毛の努力をしないでいると、薄毛の進行するスピードは早くなるだけだと考えられるので、できるだけの努力はしていこう。