怒った時の感情のコントロール!相手よりもワンランク上の思考
相手の発言や行動に対して、つい感情的になってしまう事ってありますよね?でも、「怒る」という感情は相手にも伝わって悪循環になるだけです。 相手よりもワンランク上がって冷静に対処しましょう。
もしも怒ってしまったら
もしも相手とのトラブルや意見の違いなどで感情的になって怒ってしまったら、その感情は相手にも伝わって相手も嫌な気分になります。それによって相手も怒ってしまう…と、もう悪循環。
その感情がまた自分にも伝わって、お互いヒートアップしてしまうでしょう。また、怒るという感情は、身体にとってとてもストレスになります。短気だと損をするというのは、ストレスマネジメントという意味でも損をしてしまうのです。
しかし、人間は感情の生き物。感情をコントロールするのって難しいですよね?
そういう時にどうすれば、「怒り」をコントロール出来るのでしょうか?
怒るというのは相手のレベルと同じと考える
そもそも怒るというのはどういう時でしょうか?自分の考えと合わずに相手が間違っていると思う時ではないでしょうか?
例えば、自分の持ち物を壊されたり盗まれたりしても、その事自体に怒る訳ではなく、そういう事をする相手の考え方に怒りの感情が湧くわけです。
なぜなら、わざと壊された場合と、不可抗力の場合、信頼していない人に壊された場合と信頼している人に壊された場合とでは、それぞれ怒りの感情が違いますよね?
ですので、人は自分の考え方と違う、相手が間違っているという事に対して怒るのです。
しかし、怒るというのは、相手と同じレベルで思考をしているからです。レベルに差があれば怒るという気持ちは湧いてこないものなのです。
極端な例を上げますと、ビジネスマンが小学校低学年の生徒と価値観の違いで激論を交わすなんて事はあり得ないですよね?
レベルに差があると怒るという事自体が成立しないのです。
相手に対して「あの人はレベルが低すぎて、この前も意見の違いに腹が立って怒ってしまった」という場合は、実はその人と自分のレベルには、大差がないという事を知りましょう。
自分はワンランク上だと思うようにする
もしも相手に対して腹が立ってしまったら、自分は相手よりもワンランク上の発想をしましょう。
相手よりもレベルが上なんだという風に思うのではありません。それでは失礼になってしまいます。そうではなくて、その時の思考のレベルをワンランク上げると意識しましょう。あくまでも人と人のレベルを考えるのではなく、コミニケーションのレベルを上げるのです。
そうすると、相手の考え方よりも俯瞰して物事が見えてきますので、腹を立てる事なく冷静に会話が出来る様になります。
怒りの感情は、自分がおこなう自己評価の裏返しでもあるのです。