言い訳はいつか終わる?ずっと続く言い訳の本質とは?
「お金さえあればもっと幸せになれるのに」「もっと良い人がいれば友達が沢山出来るのに」、そんな言い訳は周りで聞いたことがあるかもしれません。
「もっと仕事が楽だったら」「もっと給料が高かったら」「もっと素敵な恋人だったら」……いつまでも続く不満に終わりは来るのでしょうか?
言い訳するのはどんなこと?
あなたが最後に言い訳をしたのはいつでしょうか?小さい頃?小学校の頃?それとも今も言い訳をしている人もいるかもしれません。
言い訳が悪いということではなく、言い訳は自分にブレーキをかけるのに使える言葉になります。例えば、「お金さえもっとあれば幸せになれるのに」ということを聞いて、みんながうんうんと納得するでしょうか?
「もっと良い人がいれば友達沢山出来るのに」と聞いて、みんなうんうんと納得するでしょうか?いや、それが原因じゃなくてもっとこうすればいいんじゃないの?と思う人もいるように、自分が思っていることと周りが思っていることは違います。
そして、周りから聞いたら言い訳に聞こえることは本人からすれば正当な主張としか思っていなければ、いつまでも言い訳と理解することが出来ません。
それが本人にとってデメリットとなるのは、その言い訳をして現状のままにいることで、「これをやってみたい」という新しい一歩を踏み出すブレーキになるということです。
言い訳をして自分を正当化すればそれ以上自分を変える必要がないので今まで通りにいれますが、現実を変えることが出来ません。
もっと高い収入を得るには起業するのがベストだとしても、会社の給料が安いのがいけないと言っていれば、いつまでも起業せずに会社のせいにしていればよくなります。
もちろん言い訳して自分を成長させないで生きる人生もありますが、自分に起こることの責任を自分で取るようにすると、自分を変化させる状況が出てきても、それに対応出来る自分に変わっていきます。
言い訳はいつ終わるのか
そして、人によっては「これさえ出来れば」といった、それが出来れば問題、悩みが解決するといった言い訳をする人もいるでしょう。
中にはその言い訳が解消するような出来事が起きて、もう言い訳出来ない状況になったら人はどうするのでしょうか?
言い訳の本質は今の自分を変えたくない、今の自分を維持するための言い訳なので、また新しい言い訳が出てくるパターンが多いようです。
なので、「仕事がもっと楽になれば」と言い訳していた人の仕事が今までより楽になったら「もうちょっとこういうやり方になったら」と言えば、「もっと短い時間にしてくれれば」と言う人もいるかもしれません。
その仕事に満足している人は言い訳する理由はないでしょうが、言い訳するということは何らかの理由があります。
イメージとしてはジャンプしないといけない崖に背を向けて今来た道をずっと見て色々話したり考えたりしている状態で、どんなことを話しても考えても崖のほうを向いてジャンプしないといつまでも解決されないことだったら、言い訳はなくなるでしょうか。
その人にとって言い訳がなくなるとまずいのであれば言い訳は次々と出てきて、周りは「なんでそんなに不満や言い訳をするんだ?」と思うかもしれません。
ちょっとでも一歩踏み出してみると?
そんな言い訳をする人でも、自分の言い訳に気付くのが最初の一歩かもしれませんし、言い訳をやめようとするのが一歩かもしれません。
中には言い訳をしながら思い切って大きな一歩を踏み出す人もいますが、そういう経験をして分かるのが、体験して納得したものは言い訳する理由がないということです。
現状の自分を維持するためにしていた言い訳も、現状の自分を変えるような出来事に踏み出してしまったら言い訳する理由が無くなります。
色々な分野で成功している人や一流になっている人をそれぞれ見ていると共通していることは、それをしても大丈夫か分からないようなことでもとりあえずやってみているということです。
中には言い訳しながら進んで一流になった人もいるでしょうが、そこに怖れを感じながらもワクワクする気持ちが同時にあり、それをしたらどうなるか分からないけどとにかくやってみようという人は、言い訳をする暇がありません。
自分を止める言い訳をするのが嫌な人もいて、何に嫌な気持ちを感じるかは人それぞれですが、言い訳をしてきた人も何かに一歩踏み出すことで好奇心のワクワクに言い訳をすることより楽しさ、ワクワク、好奇心を感じたら、言い訳をする人生からちょっとずつ好奇心を持って進む人生へと変わっていくかもしれません。