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表面的な強さを手放し本当の強さを手に入れる考え方

本当の強さが欲しい。強くなりたい。弱い自分を変えたい。自分がいやでいやで仕方ない・・・こういった感情って若い頃わたしもありました。20代後半くらいまでありましたかね(苦笑)。強くなりたいという願望は、外界で起きた出来事に対して、ネガティブな感情を持った時に生まれやすいのかなと思います。

自分を変える事で、環境に左右されない自分を作りたい・・・という事だと思うんです。そして大多数の人が、強さの定義をはき違えており、表面的な部分での強さを求めるだけに終始している傾向があるようです。

なので今回はわたくしが、本当の強さの手に入れ方をお教えしようと思います。今回も最後までおつきあいいただき、強い自分を手に入れ、弱さやネガティブな思考から解放されてください。それでははじめようと思います。

本当の強さとは一体なんでしょうか?

一般的に言われる強さというのは、男性だと男らしい振る舞いだったり、頼もしさだったり、腕力だったり、子供の頃は喧嘩の強さなどでしょうかね。強さの定義というのは、年齢や重ねて来た経験によっても変化していくものなのかもしれませんが、30代のわたしが思う強さというのは、安定した心理状態のように思えます。

大人になると、子供のように喧嘩や腕力が強くても、あまり意味がありません。たとえば強盗に襲われた時とか、大事な人を傷つけられた時に腕力があると便利ではありますし、あるにこした事はありません。しかし、あくまでそれも表層部分での強さだとわたしは考えます。

本当に大事なのは、大事な人を守りたいと思い続けられる「心」だと思うんです。そしてそれが強さだと思っています。人間の心はとても移ろいやすく、利益があればとびつくし、気持ちもコロコロ変わります。しかし、自分が苦しい状況でも信じ続けられたり、騙されても傷つけられても自分の成長の糧とする思考。

それって強さだと思いませんか?そして、それって純粋な人間の気持ちであって、誰でも最初から持ち合わせているものだと思うんです。好きな人を信じたい。守ってあげたい。自分にメリットがある時は出来る人も多いでしょうが、しかし自分から利益がなくなった時に同じ行動がとれるかどうかという話ですね。

自分の損得勘定から離れた付き合いをし、まだその気持ちを与えられる人って、結局は万人に愛を与えられる人だと思うんですよね。平等にとまでいわなくても、誰にでも優しさを与えられ、誰でも大切に出来る気持ちですよね。そしてその姿勢とマインド。

結局すべてはそこに終始すると思います。歴史上の偉人達のように、自分を傷つけようとする人間を包み込む程の強さは、おそらくですが資質的な要素が多く、わたしたち一般人には越えられない壁のように思えます。なので、わたしはそこにたどり着こうとは思っていません。

出来ない事に固執し執着すると自分が苦しいだけですし、自分が不幸になり、周囲にも優しく出来なくなると本末転倒です。誰も愛せなくなってしまいますよね。わたしは万人に「平等に」優しくする事は出来ませんが、大切にする事は出来ると思っています。

なのでその強さは努力次第で手に入れられるかなと思っています。何事にも分相応というものがあり、無理はしない。背伸びしない。この思考はとても大事です。自分の与えられる精一杯のものを与えるって事ですよね。この思考に常にフォーカスすべきです。

コントロールする強さを求める

外界で起こる事はコントロールする事は出来ません。他人は勝手に生きていますし、自由に好きな事を発言します。それをコントロールする事は不可能です。ただ、自分が変わる事で「対応」する事は出来ます。セルフマネージメントの類いなんですが、自己管理能力を高められると、この強さを手に入れる事が出来ます。

他人や環境のせいにしない。起こった事実や結果をそのまま受け入れ、それを乗り越える事や、向き合える事、乗り越えられないなら、その苦しみと一緒に生きて行けるのもまた、本当の強さと言えると思います。そしてこれはわたしたち凡人でも十分に可能な選択です。

いろんな強さを集めて本当の強さを手に入れる

人間というのは多面体からなっており、強い自分もいれば弱い自分もいて、状況や関わる人によっても自分の人格は変化する事に気づくと思います。そして、上記に挙げたのはほんの一例であり、強さのすべてではありません。

強さのワンピースと呼べば良いのでしょうか?こういったこの部分は強いというものをどんどん集めて行くと、強さに対して自信が生まれてきます。強さというもので自分をいっぱいに満たす感覚ですよね。自分の器を知り、強くなれない部分は手放しましょう。そして強化出来る部分は訓練で強くする。そうする事で本当の強さを手に入れる事は出来るでしょう。

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