本当の自分を見つけるときの4つのサインは、もう発見しましたか?
本当の自分を見つけるとは、どういうことでしょうか?今生きている状態が本当の自分といえるでしょうが、その自分はどんな気持ちを感じて過ごしているでしょうか?もし、毎日が幸せや楽しさ、充実感を感じて生きているなら、本来の自分の姿といえるかもしれません。
ですが、毎日が空虚感や虚しさ、寂しさや怒りなどの不満を感じて生きていたとしたら、それは本来の自分の姿ではないかもしれません。人間の感情は、人生の大きなコンパスになります。本来の自分を見つけるための4つのサインがあります。
サイン1:やりたいことが分かっている
まず、1つ目のサインとしては、自分が本当にやりたいことが分かるということです。もし、人それぞれみんな同じことをしてみんなが幸せになれるなら、それは自分オリジナルな幸せではないので簡単かもしれませんが、そういうことはあまりないのではないでしょうか。
たとえば、ある人は歌に興味があるけれど、他の人は歌には興味がなく絵に興味があるなど、人それぞれ違ったやりたいことがあります。そのやりたいことと真剣に向き合って、それを自分にやってもいいという許可を出し、毎日少しでもそれをやることが出来れば、だんだんと人生は理想のほうに向いていくでしょう。
なぜなら、人はやりたいことは進んでやるけど、やりたくないことはやらないようになるので、やりたいことでどうすればお金を稼げるようになるのかを考えるようになるからです。そこまで行かなかったとしても、毎日がやりたいことをやっている人生であれば、その人生は本当の自分として歩んでいる人生といえると思います。
サイン2:自分のやるべきことが分かる
自分のやりたいことが出てきても、それを自分はやり続けても本当に良いのか?といった不安が出てくるかもしれません。人生にはこれをしなさいという指標を与えてくれるところがなければ、本当に無限といえるほどの答えがない世界に感じることもあるでしょう。
ですが、そこで自信になってくるのが、それをやりたいと感じると同時に、それは自分しか出来ないことで自分はそれを通じて人生を生きるために生まれてきたんだという、ちょっと強い使命感のようなもの、そのことと自分を信頼出来るような感覚が出てくれば、それはさらに自分がやり続けたいという気持ちを強くしてくれるでしょう。
これは、ビジネスでもいえることですが、自分なりのオリジナリティを他の人とかぶらないようにして、それでコアなファンが喜んでくれるようであれば、それを続ける限り周りと競争する必要もなくなるでしょう。
「自分はこれをするために生まれてきたんだ」という感覚は、どんな状況になったとしても軸がブレなくなる自分の大切な生き方の支えになるでしょう。
サイン3:ネガティブな感情が出てくる
やりたいことをやっていたとしても、それが進めば進むほど、真剣に向き合えば向き合うほど、周りから受け入れられないと感じる不安や恐れ、自分じゃ出来ないのではないかといった自己不信などのネガティブな感情が出てくるかもしれません。
ですが、こうした感情が出るということは自分は正しい方向に進んでいるんだということも考えられるでしょう。その感情に騙されず、それは自分がやめるべきものではなく続けるために出てきてくれているんだというふうに考えられれば、もっと軽やかに生きることができるでしょう。
ただ、1つ注意したいのは本当にやりたくないことをやっていて、それをやめるサインのために出てきているネガティブな感情かを区別するということです。
中には、本当にやりたくないことでも無理やりモチベーションの力を使ってやりたいことのように見せかけている人もいるので、そうした違いに気づくために普段から自分の感情を感じやすい状態にしておくことも大切です。
サイン4:力を入れ過ぎなくても出来る
サイン3でも出てきましたが、自分がやりたいことというのは力を入れなくても夢中になってやってしまうというものです。それ以外はモチベーションが必要になり、それはお金や健康、人間関係や恋愛など別のメリットがあるから頑張れることですが、そういったものは長続きしません。
頑張って力が入っている状態は、人間の力をフルに発揮できる状態ではないので、自然な姿ともいえないのではないでしょうか。
これは体でも分かることで、思いっきり力を入れた腕とリラックスした腕を曲げようとすると、力が入っているほうが曲がり、リラックスしている腕を思いっきり曲げようとしても曲がらないということが分かります。
心も同じで精神的に疲れることを続ければ、やはり頑張り続けてもどこかで方向を変えるサインが出たりします。それは、人によっては事故や病気、パートナーとの別れなどがあるかもしれません。そうしたサインに気づいて方向修正が出来るようになれば、自分らしい人生に進むことができるようになると思います。