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本屋へ行く人、意識していますか?雑誌、実用書、小説の選び方・読み方

通勤時間中、読書をして時間をつぶされる方も多いと思います。そこで今回は、意外と勉強しない、本の選び方、読み方について説明したいと思います。

1.本の分類

まず、ざっくり分けると、本は

「雑誌」
「実用書」
「小説」
「絵本」
「写真集」

といった具合に分類されると思います。これらの中で、大人の男性が良く読むのは、「雑誌」「実用書」「小説」の3つでしょう。その3つについて、それぞれ考えていきましょう。

2.雑誌

(1)雑誌の意義

まず、「雑誌」です。マンガからビジネス誌、ファッション誌など、雑誌は、3500誌程度出ているが、実際には多すぎてよくわからないと言われています。これだけの中から、自分の心に刺さる雑誌や有益な雑誌を探すのはなかなか大変なことです。

しかし、そもそもなぜ我々は雑誌を読むのでしょうか。その理由は、やはり流行を追うことができるという点でしょう。マンガ、ファッション、ビジネスなどにおいても、現在のトレンドに合わせた記事を書いてくれているのが雑誌です。ですから、ある程度新鮮な情報が知りたい場合には、雑誌を見るということになります。

(2)表紙を見る

雑誌を見る場合、まずしたいのが、書店に行って、「様々な雑誌の表紙を見る」ということです。雑誌の表紙は、今のトレンドを文字と写真で簡潔に表してくれます。ちょうど新聞の太字と同じ役割を果たしています。新聞との違いは、発行の間隔の分だけ議論が熟成されているという点です。

あまり興味がない雑誌―例えば女性のファッション誌―などであっても、表紙と目次を見てみることをお勧めします。そうすると、女心が今どうなっているのか?全然関係ない業界の問題点なども把握できる場合もあります。美容院で、全然関係興味のない雑誌の表紙と目次だけ見るのも面白いです。

もちろん、心に刺さる言葉や連載コラムがあれば、読んでみたり購読してみたりしてください。このように読むと、何も考えずにただ機械的に読んでいるよりもずっと、楽しく頭に残るように記事を読めます。宝探しをしているようなものです。

(3)事実と論評を分ける

雑誌の場合、ニュースのように事実だけが書いてあるわけではありません。ですから、事実がどうなっているか、という点と、その雑誌(の記者)の考えがどうなのか、という点を切り離して考える必要があります。

これをしないと、事実と評価をごちゃごちゃにしてしまうということになります。雑誌は、あくまでニュースではない、という点に注意してください。

3.実用書

(1)実用書の意義

実用書の意義は、テーマを絞って専門的に書いてくれている点にあるといえるでしょう。自分の困っている点を解決してくれるので、皆さんもお世話になっていると思います。

できることなら、お金と時間を無駄にせずに、ちゃんと自分の興味や問題意識を満足させたいですよね。それには、以下のように実用書を探すと効率的に探すことができると思います。

(2)レビューを見よう

まず、アマゾン、楽天、書評…なんでもいいので、自分の気になっているキーワードを、サイトで検索してみましょう。そうすると、評価とレビューが出てくると思います。その評価とレビューを見て、「あ、欲しいな」と思った本を紙に書いておいてください。いい本の場合、たいていレビュアーの文章に熱がこもっているので、信用できる場合が多いです。

さらに、「この本を読んだ人は、これも読んでいます」というものが出てきたら、それらの本のレビューもチェックします。もっとも、この段階でクリックするのは、我慢ができない場合だけにしてください。この後が大切です。レビューだけでは買いません。

(3)目次チェック

最後に、ネットでチェックした本をリスト化し、大きめの本屋で、「目次」を立ち読みしましょう。目次に出てくる言葉が心に刺さった場合、ほぼ間違いなくあなたの疑問などは解消されると思います。されないとしてもかなりの確率で満足すると思います。

一方で、目次を見ても「?」だった場合、中身も少し立ち読みして、財布と時間と相談して、購入するかどうかを検討してください。

4.小説

(1)小説の意義

小説を読む意義は人によって様々だと思いますが、私は「想像力を働かせることを楽しむため」だと思っています。ですから、小説は好きに読んだ方が良いですし、好きに購入すればいいと思います。

ただ、自分に身近な話の方が想像力が膨らみます。例えば、自分の職業についてだとか、地元が舞台になっているものなど…。もし、「何の小説を購入したらいいのかわからないー」という方は、自分に身近な題材を扱っているものがいいのではないか、と思います。

5.読書は新たな世界との出会い

人が経験できる事柄は多くはありませんが、本は新鮮な世界と知識を我々にもたらしてくれます。ぜひ、皆さんも上記のことを頭の片隅に入れながら、本を読んでみてください。

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