本音を言っても嫌われない!本音の裏にある愛と責任
皆さんは、仕事やプライベートでイライラすることありませんか?日々の生活で感じたストレスは、なかなか発散することができません。飲みに行ったり、カラオケに行ったり、スポーツをしたり、自分自身のストレス発散方法をお持ちだと思います。
今回は、最高のストレス発散法をお教え致します。その方法とは、「本音を語る」というもの。本音を語ることで、イライラすること自体が軽減され、ストレスを感じることも少なくなるはずです!
でも、本音を話したら人に嫌われてしまうんじゃないの?とご心配の方もいるでしょう。筆者は、本音を話しても嫌われない人々を発見しました。その人々は、東京ローカルのテレビ番組「5時に夢中!」の出演者の皆さんです。彼女達から学んだその方法をご紹介します!
本音の裏に感じる責任
「5時に夢中!」の名物と言えば、コメンテーター陣のラインナップです。マツコ・デラックス、岡本夏生、岩井志麻子、中尾ミエ(敬称略)など、歯に衣着せぬトークを展開させることで有名な方達です。
番組内コーナー「週刊ベスト8」では、スポーツ新聞の記事を取り上げ、コメンテーターがさまざまな意見をぶつけます。彼女達は、地上波のテレビでなかなか聞くことができない“過激”に聞こえる本音を披露し、その本音が人気を博しているのです。
しかし、この“過激”に見えるコメントの裏に、責任を感じるのです。通り一辺倒の発言をせず、自分の言葉で自分の思いを伝えようとするその姿勢には、常に「私はこう思うの。別の考え方があっても良いと思うわ。だからどんな批判も受けますよ」という思いを感じ取ることができます。
自分の本音を言ったからには批判も受けます、という責任が伴った堂々とした発言なのです。この姿勢を視聴者が感じるため、彼女らに魅力を感じるのだと思います。
つまり、皆さんも本音を話す時は周囲の顔色をうかがうことも確かに大事ですが、「批判もガンガン受け付けるよ!」という広い心と発言への責任を持つと良いのではないでしょうか。そんなあなたの姿は実に痛快で、単に過激なことを言う人物には見えないはずです。
本音に隠れた愛と優しさ
そして、彼女達の本音の裏には責任以外に感じるものがあります。それは、愛情です。たとえば出演者のひとり、ホラー小説家の岩井志麻子さんは、「お下劣」発言が売りのコメンテーターです。
夕方の生放送とは到底思えない過激なエロ発言が目立ちすぎる岩井さんに、司会のふかわりょうさんも毎度タジタジです。そんな変わったおばさんである岩井さんは時折、涙を流さんばかりに息子への愛を語ります。そして自らの経験を振り返り、背伸びをすることもなく自分自身を語るのです。
岩井さんに代表されるように、他のコメンテーターの皆さんは本当に優しさに溢れる発言をなさいます。単に自分が感じたことをコメントするのではないのです。自分のコメントが他人にどう映るかを気にするのではないのです。
自分の発言が他人の心に踏み込んでいないか?人の心に土足で入り込んではいないか?深慮されたうえでコメントをなさっているのです。
普段は、おもしろい姿を装っているように見える彼女達に、時折、愛や優しさを感じるのです。皆さんもストレスがたまってしまい、どうしても本音が言いたくなった時は、愛と優しさを込めて発言してみてはいかがでしょうか?それでこそ、あなたの本音は他人に伝わるはずです。