冬の北海道 2泊3日で函館の味覚と歴史スポットを巡る旅ご案内!
夏の猛暑、冬の極寒。近年の日本には四季がなくなったように感じてしまいます。特に冬は家でこもりがちになってしまう季節ですが、今年の冬は思い切って北海道旅行に出かけてみませんか? 今回は連休で回る事が出来る北海道『道南地域』のスポットをご紹介致します。
道南地域は、その名の通り北海道の北海道を「道東」「道央」「道北」「道南」の4地域に分けたうちの主に南西地域であり、有名な都市は「函館市」となります。素晴らしいスポットも沢山あるのですが、日程を考慮して「函館市」周辺を回って見る事にします。
まず、玄関口となるのは函館空港になります。函館は北海道の中でも温暖な地域で雪も少ない方ではありますが、防寒対策だけはしっかりとしておきましょう。
函館で有名なものと言えば「夜景」や「五稜郭」ですが、もう一つ忘れてはいけない物があります。
それは「函館市電」です。空港から直線距離で1キロ程の所に「湯の川」駅がありますから、そこを出発点に乗車すると良いでしょう。湯の川から4つ目の駅には「函館競馬場」に隣接した駅がありますから、競馬ファンの方は是非ともここで一度足を止めてみましょう。
再び市電に乗車すると4ツ目の駅に「五稜郭公園前」がありますから、ここで下車して徒歩で歴史の舞台である「五稜郭公園」に行ってみましょう。五稜郭は歴史好きの方もそうでない方も一度は聞いた事のある場所でしょう。詳しい事は見てのお楽しみですが、明治維新後も、戊辰戦争(ぼしんせんそう)で、榎本武揚、元新選組副長の土方歳三ら旧幕府軍が最後まで壮絶な戦闘を繰り広げた地であります。
数年前には高さ107Mの新・五稜郭タワーも完成しましたので、歴史に想いを馳せながら函館を見下ろすのも最高です。
さて、そろそろお腹が空く時間となったかと思います。函館には知る人ぞ知るご当地ハンバーガー店があります。その名も「ラッキーピエロ」。全16店舗、函館のいたる所にあり外観も店によって様々です。一番人気は「チャイニーズハンバーガー」、筆者のオススメ「北海道ジンギスカンバーガー」等があり、どれもボリューム満点、味も最高です!
函館は観光都市ですから宿泊施設も多数存在します。予算に合わせてお好みの宿泊先を選びましょう。もし夕食の出ない宿泊先やプランであれば、繁華街に出てみましょう。函館名物の「イカ」を中心に美味しい海の幸があなたの体と心を癒してくれます。
2日目。朝から早速外に出てみましょう。全国的にも有名な「函館朝市」で海鮮丼を食べる事をオススメします! 宿泊先にもよりますが、市電の近場でしたら市電に乗車し「函館駅前」で下車すると近くにあります。ここでお土産を買うのも良いでしょう。
お腹が膨れたら早速出発! オススメは歴史を一度に感じる事が出来る「私立函館博物館」です。アイヌ文化、美術工芸品からペリー来航や函館大火に関する資料まで濃縮された函館を感じる事ができます。
この他、「赤レンガ倉庫群」「函館ハリストス正教会」等、歴史的建造物は、ほとんどの場所は市電で回る事ができます。
そして、やはり最後に函館の思い出を締めくくるのが「函館の夜景」です。市電の「十字街」駅、もしくは「宝来町」駅から徒歩圏内で「函館山ロープウェイ」に乗車する事ができます。山頂から見渡す夜景は見る者を圧倒する事でしょう。
カップルでお越しの方にも最高のオススメスポットです! 山頂にはレストランもあり、函館の夜景を楽しみながら夕食をとる事もできます。
今回は2泊3日に絞ってみましたが、更に長い休みが取れる方なら、函館を抜け出して海岸線に面する町村にも楽しめるスポットが沢山あります。
冬と夏で全く違った情景を見せる北海道。1度とは言わず季節を変えて何度でも観光に来てください。