人を笑わせるという素晴らしい技術!絶対に磨きをかけましょう!
営業においても、人を笑わせるテクニックが無ければ、商談は淡々とした面白味の無いものとなってしまいます。セミナーも同様。笑いは人の心を緩和させますので、是非仕事のスキルとして磨いて下さい。
仕事において笑いは必要が無いと思われているかも知れません。仕事は真剣なものであるから、笑いは必要ないという風に捉えられているかも知れませんね。
しかし、仕事の中での笑いは成果に対して効果的です。効果的に笑いのツボを刺激する事が出来れば、こちらだけでは無く、相手も楽しく仕事が出来るのです。相手に楽しんでもらう仕事には成果がフィードバックされて来ます。是非笑いのスキルを磨いて仕事に活かしましょう。
営業において
例えば営業において、商談がつまらない人と楽しい人では、あなたはどちらの営業マンと会いたいと思いますか?相見積もりなどで商談の内容がほとんど同じであった場合、その打合せなどは、楽しい営業マンと話している方が会話が弾む筈です。
情報の提供をしてあげようと思う反面、相手の情報ももらいやすい気持ちになるのではないでしょうか。では、その楽しい商談とはどういう商談なのでしょうか?
それは、商品やサービスの話を淡々とするのでは無く、その中に笑いというスパイスが入っているかどうかが重要です。勿論ふざけるという意味ではありませんし、相手を笑わせれば良いというものでもありません。適度に相手の気持ちを緩める程度のユーモアを含めると商談が無機質なものから起伏に富みよいものに変わります。
お客様ニーズには、商品サービスだけで答えるのではなく、商談などの工程全てにおいて満たしてあげる必要があります。商談中に対するニーズというのが最初から見えている訳ではありませんが、誰しもが、楽しく仕事をしたいというニーズは持っていると考え、潜在的なニーズを満たしてあげましょう。
セミナーにおいて
セミナーにはこれだけのパターンがあります。
・講師の説明が下手で、分かりにくくて退屈なセミナー
・講師の説明が上手で、分かりやすいけれども退屈なセミナー
・講師の説明が上手で、分かりやすくて楽しいセミナー
です。先ず一番上の、講師の説明が下手で、分かりにくくて退屈なセミナーは、講師としての在り方を考えなければなりません。自己満足な人が講師の場合はこういった事が起こります。セミナーは講師が説明をする場所では無く、参加者が学びに来る場所です。これでは接客の悪いお店に来ているのと同じです。
次に、講師の説明は上手く、分かりやすいけれども退屈なセミナーというのもよくあります。これは、確かにセミナーの内容自体は分かりやすいので及第点なのですが、どこか退屈で、もう一度参加したいとまでは思わない様なセミナーです。
この場合に圧倒的に多い事が、話は上手いけれども笑いが無いセミナーなのです。笑いが無いので、分かりやすくても興味を持ちにくいとか、集中力が続かずに途中で気が散ってしまったりするパターンなのです。
そして理想的なのが、講師の説明が上手くて、分かりやすくて楽しいセミナーです。この場合はセミナーの内容も理解しやすく、そして参加者が楽しいという気持ちになります。ですので、いつまでも集中力を発揮しますし、より一層内容も覚えるのです。
楽しいという経験によって、セミナーで教えられる中身だけでなく、セミナー自体にも価値があるのがこのパターン。このパターンのセミナーには、必ず笑いが入っています。
この様に、笑いという要素はとても大切です。しかし、人を笑わせるというのは、とてもテクニックがいる事です。その時の空気に敏感にならなければなりません。お笑い芸人を参考にしてそのスキルを磨いて、自分のビジネスシーンに上手く活用してみてはいかがでしょうか。