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ひとりでじっくり楽しみたい……おすすめウイスキー5選

ウイスキーって堅苦しいと思っていませんか?

ウイスキーは大人のたしなみです。コクのある華やかな香り、喉を滑り落ち、燃えるように染み込む感覚は他の飲み物では味わいがたいものです。でも、正直どれがいいのかさっぱり分からない、という方って結構いるのではないでしょうか?

それに、なんだか気取ったような気がする、なんて感想をお持ちかもしれませんね。確かにウイスキーには長い歴史とボトルの一本一本に秘められた物語がありますが、堅苦しいことは考えずにまずはその世界の入り口に立ってみましょう!

まずは押さえておきたい、ウイスキーの基本知識

ウイスキーとはおおまかに言えば麦や穀物を蒸留したお酒です。40度前後まで加水した状態で出荷されることが普通で、原酒の場合は60度ほどあることもある、非常にアルコール度数の強いスピリッツでもあります。

シングルモルトとブレンデッドという種類がありますが、これは値段の高い安いではなく、単一の蒸留所のものか(シングルモルト)、それらを混ぜ合わせまとめたものか(ブレンデッド)の違いです。というわけで、それを踏まえた上で気軽に楽しめるボトルをご紹介しようと思います。

甘く豪奢な薫りと蕩けるような舌触り……マッカラン

「ウイスキーのロールスロイス」の異名を持つボトルがシングルモルトウイスキーのマッカランです。その味わいは一般的なウイスキーの想像を超えた味わいです。黄金色に輝く液体はまさに流体の宝石。とろとろとした、明らかに水とは異なる喉越し。

舌触りはまったりとしていて、その中にも微かにピリリとしたアクセントが実に甘美です。10年、12年、それ以上のボトルもありますが、まずは10年から飲んでみることをおすすめします。ロックが一般的ですが、加水すると少々苦味が出るのでストレートでゆっくり味わいたい逸品ですね。

バランスの取れた味わいに酔いしれる……バランタイン

バランタインは世界的に有名なブレンデッドウイスキーです。大概どこのBARでも置いてありますし、リカーショップでも棚の一部を独占するほど種類もあります。高級ホテルのラウンジでは30年なんて非常に高価なものが置いてあったりもしますね。

一番安価なもので「ファイネスト」というものがありますので、まずはそれがおすすめです。安価と言っても侮るなかれ、バランタインの真骨頂はバランスの取れた味わいとその奥に潜むシングルモルト達が奏でる多重奏です。ファイネストにもそのコンセプトはしっかり受け継がれています。

非常に飲みやすいその味わいは家に一本あれば寝る前に少し飲むのにも適しています。ロック、水割りなど飲み方も選びません。また、クセのない味わいは料理の味わいを更に引き立ててくれることでしょう。

ズシンとくる中にも甘味のインパクト……ブラントン

ブラントンはバーボンウイスキーと呼ばれる種類のお酒です。一般的には麦を使うウイスキーですが、バーボンとはアメリカ産のトウモロコシを主原料としたお酒の総称なんですね。

こちらのブラントンは一風変わった形のボトルです。多面体を組み合わせたようなシルエットがユニークで、ビン蓋には馬のフィギュアのような意匠が凝らされており、インテリアとしても白眉の恰好よさを誇っています。

ゴールド、シルバー、日本限定のブラックなどがありますが、ブラントンらしい濃厚でドライな味わいの中にも甘さが感じられる、お手頃価格のシルバーがまずはおすすめです。

軽い味わいの中にも栄える典雅なピート香……ホワイトホース

ブレンデッドウイスキーの中には味の決め手となるモルトがある場合が多く、このホワイトホースの場合は絶妙なピート香(いぶしたような香り)が特徴的なラガヴァーリンというモルトウイスキーがブレンドされていると言われています。

好き嫌いがはっきりと分かれていると言われるピート香ですが、このブレンデッドウイスキーではそれがほどよいアクセントとなっており、万人受けする味わいとなっています。飲み方は水割りがおすすめです。個性がありながら調和した味わいはゆっくりと飲むシーンに適しています。

日本の誇り!ジャパニーズウイスキーと言えば山崎

国産ウイスキーはどういうわけか軽視されがちですが、みささんご存じの山崎は実は世界中でも絶大な評価を受けている逸品です。シェリー酒を熟成させた樽で寝かせた山崎は日本らしいデリケートさを持ちつつ、しっかりと飲み応えのある華やかな風味です。

その香りはずっと嗅いでいたいと思わせるほど優雅なもので、すっきりとした、滑らかでとろけるような甘味が舌の上で踊ります。10年が最安価ですが、ここは看板商品である12年を是非飲んでいただきたいところですね。

是非、友達と、仲間と、そしてひとりでウイスキーがもたらしてくれる恍惚の時間を過ごしてみてくださいね!

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