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非メジャー作品!大人にこそ良さがわかる、有名じゃない漫画紹介

皆さん、漫画は読みますか?話題作や映像化した作品には注目するけれど、他の漫画を雑誌や単行本で読んだりはしない。大人になるとそういう方も増えていることでしょう。

また、メジャーな少年誌は全部抑えている、でも他にも面白い作品があるのならば読みたい!というような熱心な読者もいると思います。

ここでは両者にお勧めできるような作品をいくつかご紹介します。「ワンピース」や「進撃の巨人の」ような、メジャー作品を紹介しても面白くありませんので、まだまだ評価が定まっていないものを中心に紹介します。

この記事を読んでいる頃には、連載が終わっているかもしれませんが、あしからず(笑)

キャプテン翼を読んでいた方々へ!

30代から40代前半の方は、ジャンプ黄金世代でしょう。当時の人気漫画の一つ、「キャプテン翼」。いわずと知れたサッカー漫画ですが、作者の高椅陽一先生の最新作をまずご紹介します。

「誇りープライドー」という作品で、現在「漫画ゴラク」で連載中です。この漫画、何が凄いのかといいますと、あれだけトリッキーなサッカーを描いていた作者が、現実的な作品を描いたということです。

しかもメインはサッカーではなく恋愛です。絵はほとんど変わっていませんので翼くんや石崎くんの顔で、大人の恋愛漫画が読めるのです。ラブシーンのようなものあります。

極めつけは、元モーニング娘の矢口が騒がした、「家に帰ってみたら、妻が違う男と寝ていた」事件そのもののようなことすら起こります(笑)。

あの事件は、ほぼ漫画でしたからね。漫画にしても当然、違和感はありません。むしろその後の展開が楽しみです。サッカーの話も出てきますが、個人的にはラブストーリーをメインに今後展開していってほしいものです。

当時、キャプテン翼を愛読していた方にこそ勧めたい漫画ですね。

「しあわせの時間」で知った方へ!

ラブストーリーといえば、少し前にドラマ化されて話題になった、「THE・不倫もの」と言うべき「幸せの時間」が挙げられます。様々な女性と不倫をしまくり、どんどん不幸になっていく悲劇でしたが、この作品の作者、国友やすゆき先生の最新作「ウタ☆マロ~愛の旅人」は、なかなかのトンデモ展開です。

まず、うだつのあがらない編集者が主人公なのですが、彼は全くモテません。ある時、女性を散々食い物にしてきたホストが自動車事故で死にます。その死亡事故現場の近くにいた主人公の股間(笑)に、死んだホストの霊が宿るのです。

そしてホストに言われるがまま、主人公は…。といった話です。まぁ、酷い設定ですよね。この先の展開を全く考えていないような初期設定に私は心を奪われました。

いつ打ち切りになるのか、作者が投げ出すのかは、知りませんが、このトンデモ展開路線はなかなか注目するに値します。

少年誌にもまだまだ読める作品はある!

ジャンプやマガジンといった少年誌の場合、大人になるとあまりに作品が子供ぽくて、読めなくなってしまうことも少なくありません。しかしそんな中でも十分に読むに値する作品もいくつかはあります。

ここであえてジャンプ作品を紹介するのにためらいもありますが、質の高い作品として紹介したいと思います。「斉木楠雄のΨ難(さいきくすおのサイなん)という作品です。

作者は麻生周一先生という方ですが、2007年連載デビューということなので、まだまだ若い作家ですね。一話完結のギャグ漫画ですが、驚くほどクオリティが高いです。

大人の私が読んでも、「よく毎回毎回このクオリティを週刊連載で保てるな」と感心するほどです。

この作品は、学園ものですが、ある程度年齢がいっている方の方が面白く感じるはずです。

メジャーでなくても面白い作品はいくらでもある

さて3つほど、現在連載中の作品をご紹介させていただきました。もちろん、他にも自信を持ってお勧めできる作品は、いくらでもあります。

一度、漫画離れをした方はなかなか戻ってこないことは、よくわかっていますが、過去に一度でも夢中になった作品がある方ならば、現代でも夢中になれる作品はいくらでも転がっているはずです。

メディアに取りあげられることが少ない、という理由だけで多くの人に伝わらないのはもったいないですよね。上記の作品に興味を持った方がいらっしゃれば、是非手にとっていただきたいと思います。

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