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恥ずかしい体験が心の器を大きくしてくれる大切な体験となる理由

これまで恥ずかしい経験はどれだけしてきたでしょうか。小さい頃はまだ恥ずかしいという判断も少なく、どんなことをしても平気でも、成長するにつれてやったら恥ずかしいことなどがだんだんと身についてきたかもしれません。

なので恥ずかしいと感じることは人それぞれ違い、人によっては全然恥ずかしくないと思うことでも恥ずかしくてやることが出来ないという人もいるでしょう。恥ずかしい体験を一度すると、もうそんなことはやりたくないと思うかもしれませんが、それによって恥ずかしさが溶けてその経験を恥と感じずにやることが出来るようにもなるようです。

一度感じ尽くすと・・・

どんな経験でも慣れというものがあり、最初はどんなことでも辛かったり恥ずかしかったり、とても自分には出来ないと思うことでも、それをやり続けたら毎回そんな気持ちは出てこなくなります。人前で話すのが恥ずかしくて緊張しっぱなしだった人も、それを続けることによって恥ずかしさよりもどうすればもっとよく話せるかという考えにシフトするかもしれません。

大好きな人と話すのは最初緊張してどうしようもなかったとしても、慣れるにつれてどうやって話そうかというふうに変わるかもしれません。また、とても悲しいことがあってもそれで泣いたり悲しさを感じ尽くすと、今までそんな悲しい場面から目を背けていた人は自分の中にある感情的なエネルギーを取り戻すこともあるようです。

そのように、どんな気持ちでもそれを感じ尽くすような経験をすることで、今度はまたそれを感じる場面になっても、そこまで影響を受けることが少なくなるようです。なので、恥ずかしくてやりたくないと思っていたことも一度やって恥ずかしいという気持ちを感じてみると、次はそれがもっとスムーズに出来るようになって人生で経験出来る幅が広がるようです。

体験の幅が広がると・・・

そして、そうした感情を感じることも慣れてくると体験出来る幅も広がり、それが自分のやりたいことをよりダイナミックに出来るようにしてくれるでしょう。

たとえば音楽をやりたいと思っても人前で歌うことが恥ずかしくて出来なかった人は、それを一度やってみると最初は恥ずかしくても、そのやりたい気持ちがだんだん前に出てきてとても楽しいと感じる経験にシフトするかもしれません。

それを一度やってみるまで、そして続けてみるまで、そして色々な経験をしてみるまではイメージの中でしか分からないので、実際には思った以上に違う体験が出来るかもしれません。最初は大好きだと思ってやっていたことも、それだけありのままの自分を出していると批判してくる人に出会い、それから落ち込んでライフワークをやめてしまうかもしれません。

ライフワークを見つけたからといって幸せばかり感じられるわけではなく、成長する中に色々な気持ちを体験することもあると思います。ですが、そこでもやらないといけないという気持ちよりやりたい気持ちを優先させて、自分のペースでも進んでいくことが出来れば、それまでに体験することが慣れていくでしょう。

心のブレーキという言葉がありますが、それは車でいえばサイドブレーキのようなもので、気付いたらかかっていて重くて進みづらい車を運転しているようなものです。

もっと軽い本来の自分らしい状態で進めるためにそうした心のブレーキを解くための1つの方法として、こうした一度体験してみることで感じ尽くし、その気持ちが出てきにくくなるようにすることも出来るようです。

逃げずに感じ尽くす

こうした感情はせっかく出てきたのにそこから逃げようとして行動する人がいますし、そういう人がほとんどだと思います。それは、感情について教えているところが少ないこともあるでしょうが、感情は美味しい、楽しいという感情だけではなく、あまり感じたくないようなものも出てくるでしょう。

その中には恥ずかしい、悲しい、寂しい、怒り、無価値感などがあるかもしれませんが、それを感じると同時に行動に移すことが多いのではないでしょうか。ですが、それによって行動することは自分や周りを疲れさせたりいつまでも自分らしい人生に進めないこともあるようです。

一度その気持ちを体全体で感じ尽くし、その感情が出ている時に何もしないでいると、今度はその気持ちを感じてもそこまで大きな不快感などが感じなくなってきます。たとえば今まで怒りが出たら人に暴言を吐いたり暴力を振るっていたとしたら、怒りを体全体で感じ尽くすとそうした行動をする理由がなくなってくるでしょう。

そうした感情から逃げるための行動、あるいは感じたくないからその行動を取るということが分かれば、新しい行動が取れると思います。

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