今日嬉しかった事は何ですか?幸福度を上げるカンタンな方法
一日の終わりに、「今日嬉しかった事」を3つあげてください。そうすると、その一日の見え方が少し変わります。嬉しかった事が多かったような気になるからです。 幸福度を上げるカンタンな方法を紹介します。
良いことだけを記憶に残していく
人生とは一体何なのでしょうか?「生まれてから死ぬまでの道のりの事じゃないの?」と思われるかも知れませんが、その道のりを人はどう認識しているのでしょうか?
それは、記憶によって認識しています。「あの時あんな良いことがあったなぁ」とか、「あの時は辛かったなぁ」という風に、記憶の蓄積が人生なのです。
幸せな記憶が多い人は幸せな人生だと言えますし、辛い記憶が多い人は辛い人生だということです。
「でも、記憶と事実が異なった場合はどうなの?事実が人生なんじゃないの?」と考えられるかも知れませんが、事実というのはその人の感情によって成り立っています。
つまり、同じことが起こっても、それを幸せに感じる人もいれば、苦しいと感じる人もいるわけです。
「僕は人見知りをするのでオフィスワークが合っている。長年オフィスワークをしていたから幸せなビジネスライフだった」という人もいれば、「僕は外に出て人と接する仕事が好きなのに、長年オフィスワークばっかりで辛かった」という人もいます。
同じ事柄に対しての感じ方の違いがあるだけで、事実というのは一定です。それをどう感じるかによって人生の良し悪しが決まる訳ですから、良い感情の連続が蓄積されると、とても幸せな人生を送れるのです。
幸福度を簡単に上げるには、良い感情を記憶として残していく事が重要です。そして、記憶は実はとてもあやふやです。
友達同士で昔話をしていたら、同じ事実を共有していたはずなのに、お互いの記憶が違う事が多々あるのではないでしょうか?
記憶はあやふやなので、コントロールしやすいのです。
その日一日の嬉しかった事を3つあげる
では、良い記憶だけを残していく簡単な方法を紹介します。それは、一日の終わりに、その日にあった嬉しかった事を3つ思い出すことです。
嬉しかったことだけをピックアップすると、その感情だけを残す事が出来ます。これを毎日繰り返すと、毎日嬉しかった記憶だけをレビューする事になりますから、嬉しかった事が記憶に留まりやすくなる上、嬉しい事ばかりの毎日を過ごしているという錯覚を起こします。
その錯覚によって、本当に幸福感が上がるのです。
こんな風に、感情をピックアップする良いとこ取りの記憶を蓄積していって、幸せな感覚を意識し続けると、常に幸せな気持ちでいれるようになるでしょう。