思い出したくない恥とも向き合えるようになる4つの思考法!
昨日は定食屋で昼食を摂ったんですが、手をかざさないと開かないタイプの自動ドアで、ずっと開くまで待っていたら後ろにいたカップルに笑われてました(笑)あと数日前に座った回転寿司のお店では寿司が回って来ないレーンの席に座ってしまい、店員に申し訳なさそうに別の席に誘導されました(笑)
頭悪いなコイツって思われたのでしょうが(笑)自分でも思い出すだけで恥ずかしくなるような経験ってみなさんあると思います。公の場所で複数人に笑われると馬鹿にされたみたいな気持ちになって、いじめられているような感情になるんですかね(笑)
私はあまり気にならないのですが、恥をかきたくないという人はとても多いです。特に若い人に多いんですかね。なので今日はどんな状況下におかれても恥をかかない思考法をお伝えします。
1:笑わせた!やった!と考える
馬鹿にされたり、にやにやされたら、とても嫌な気持ちになりますよね。それは人間の自然な反応で、例えば唾を道ばたに吐き捨てるおじさんを見たりすると、攻撃されたかのような気になり気分が悪くなりませんか?
それと同じで一種の「反応」なんだと思います。自尊心を傷つけられたと思ってしまいます。そして同時に多くの人に笑われたりすると、それが怒りではなく「恥ずかしい」という反応に変化します。
ここで発想を変えてみましょう。お笑い芸人というのは意図的にやったとしてもそうでなくても笑わす事が職業であり、人を笑わせる才能を持った人達です。彼等は本当に馬鹿だとか頭が悪いと思っている人もいます。ネタだというのが分からない人達がいるわけです。
つまり何か大勢に笑われるような状況におかれた場合、そこで小さくなって、恥ずかしそうなリアクションをするから相手は余計面白がって笑ったり馬鹿にしたりするわけです。
ネタ、ネタというリアクションで堂々としていれば、お笑い芸人と同じように面白い人となるか、頭が悪いと思われるか、切り返しがうまいなと尊敬されるかのいずれかに評価の選択肢が増えます。
いじめなどでも同じなのですが、いじめられて、そこで被害者の反応をしてしまうため、相手は余計つけあがりいじめがとまらなくなるわけです。つまり発想の力、切り返す力を学びましょう。
2:新しい事をしているのだから知らなくて当然だと認識する
私の自動ドアや回転寿司の話は、ただの不注意というかぼーっとしていただけなので恥なのですが(笑)初めてやった事で知らない事は全然恥ずかしい事ではありません。その人の生き方によって何を経験しているか、どんな知識があるか・またはないのかなどは人により異なりますし、それはただの個性です。
なので初回でやった事での失敗はすべて気にしなくていいと自分の中で決めてください。ただ、2回目、3回目と同じ間違いをするようであれば、それはあなたの注意不足だったり学習力が足りません。
そう言うと「そんなの出来なくてもいいよ」というのは言い訳でしかありません。それなら興味がないのに何故悩むのかも分かりません。だから臆さず、どんどん失敗して学習していきましょう。逆に笑うような人間の方を笑ってあげましょう。彼等も最初は何も知らなかったのですから。
3:人や流れを観察する
観察力の鋭い人は、初回でも失敗する事は普通の人よりもずっと少ないです。絶え間なく周囲の変化や流れに注意を払っているため、他人の真似をすればその場は凌げるからです。一度成功すればあとは回数を重ねていくだけで自信となります。
こういう人というのは、一見なんでも出来る器用な人と見られがちですが、とても細かいところまで注意を払っています。逆にこういう人に出会った時に、注意深く観察してみてください。とても細かい気配りができ、人を観察している事に気づくと思います。
こういった人は処世術にも長けているケースも多いので、リアクションなどもとても参考になります。相手に嫌な事を言われた時にどういう反応をするのか、困った時の表情はどうかなど、とても器用にこなしていきます。恥をかかないためにはこういった観察力の鋭い人間をつかまえて観察するととても勉強になりますので、是非参考にしてください。
4:世間知らずというのは楽しいという思考を持つ
4つ目の恥をかかない方法は思考の切り替え、発想の転換です。世間知らずというのは馬鹿にされやすいですが、そこに人がいなければどうでしょうか。あなたは手をかざして開く自動ドアの存在を知り、すごいなと思いませんか?こんなものも出来たのか!人間の発明ってすごい!そう思うはずです。
しかし周囲に人がおり、それを笑われた事でそれを知らない事に対する罪悪感や恥の感情が生まれるわけです。ではこの時点で人の視線や話を遮断する技術を身につければいいと思います。例えば極端な話、ヘッドフォンで音楽を聴きながら失敗すれば、まったく気にならなくなります。
実際にやってみれば分かります。人の言葉が入って来ないので、笑われているかどうかも分かりませんし、視線を合わせなければ気にもなりません。私は恥をかきたくないからではなく、音楽が好きだからよくヘッドフォンで音楽を聴きながら町中をぶらぶらします。
そうする事で他人の事がまったく気にならなくなります。これで練習するのも手です。ただ、世間知らずというのは本当に幸せです。世の中は知らない事ばかりでわくわくしますし、何でも知ってしまうと感動も何もなくなり、脳は老化していく一方です。発想を丸ごと変えてしまいましょう。他人ではなく、自分にプラスになるように考えるのです。