> 趣味・ライフスタイル > 限界まで頑張ることは逆効果。余裕を持つことが幸せの秘密?

限界まで頑張ることは逆効果。余裕を持つことが幸せの秘密?

自己啓発など、自分を高めることを教えたりモチベーションを上げる方法を教えている人や教材、本などには「自分の限界を超えて挑戦する」ということが書かれていることがありますが、それが出来た人はどれだけいるでしょうか。

まず、最初に知っておきたいことは、そうした本を書いてある人とそれを読む人が受ける印象が違うということです。

その人からすれば出来ることでも他の人からすれば「自分には出来ない」と感じるかもしれません。逆に、頑張れば出来る程度のことを限界と表現している人もいるかもしれません。では、余裕をもってゆったりしている人は成功することは出来ないのでしょうか?

ゆったりして幸せに成功している人

特に中国など、気功や武道などが発展している国などでは、呼吸や動き、生き方なども重視されています。そして、そうした国には普段から心に余裕をもってゆったり動いているにも関わらず大きく成功している人もいるようです。

そうした人のスケジュールは他の人から見れば忙しいようなものでも、明らかにゆったりしていて落ち着いているようです。こうすることで必要以上にエネルギーを浪費することもなく、自分のペースで良い仕事が出来るようです。

ですが、一生懸命毎日必死で頑張ったほうが良い結果が出るのではないか?と考える人もいるかもしれませんが、無理をするとやはりどこかに異常が起こります。病気になったり家族がストレスを抱えるようになったり、太ったり痩せたり。

正常な自分の生活からはだんだんとかけ離れたものになっていきます。こうした経験をして「これは自分が成長したからだ」と自分を正当化する人は、体が動かなくなるまで無理して動き続けるでしょう。

それも人生ですが、やはり幸せを得るという意味では頑張り続けるのは自然な形ではないようです。余裕を持って進んでいくことで、どんなことでも豊かさを感じることが出来ます。

頑張りすぎると欠乏感を味わう?

幸せに生きるうえで重要な考え方、感じ方の1つは、豊かさを感じるのか、それとも欠乏感を感じるのかということです。欠乏感は人生にとって虚しさや不安、焦りなどを生む元凶で、借金もその1つです。

借金を負う人の心理には「自分は不十分」という気持ちを持っていることがありますが、お金の面で豊かさを感じるには、やはり出るお金よりも入ってくるお金のほうを多くしないといけません。

借金は、入ってくるお金を蝕み続けるので、いつまでも欠乏感がなくならないので、借金は出来るだけ早くなくしたほうがいいといえます。

借金で車など資産と思えるようなものが買えても、車が欲しいという一時的な欲を満たせただけで、そこから何年もお金に対して欠乏感を持っていることを考えると、人生が嫌に感じることもあるでしょう。これは、お金だけではなく人間関係や健康でも同じことがいえます。

無理して頑張りすぎる、たとえばダイエットはしたくないけどやせないといけないと必死に頑張っていても、すぐに力尽きてしまいます。なぜ、頑張りすぎると上手くいかないのでしょうか?それは、頑張るということは、頑張らないといけないと思っているということです。

つまり、頑張らないと自分には価値がないと思っていることになります。頑張らなくても自分には価値があると自分で自分を認めてあげることが出来れば、頑張らなくてもいいのですが、自分に価値がないと思うあまり、自分で自分を苦しめる現実を作り出してしまいます。

誰でも一度は「自分には価値がない」と思ったことはあるでしょう。それに対しての反応は人によって違いますが、その価値を補うために頑張っても、上手くいきません。

逆にいえば、頑張りすぎず余裕をもってリラックスしていれば、それが自分に対しての暗示になり「自分はリラックスして頑張らないで、やりたいことをやっていれば良いんだ」というふうに自分の考え方、行動の仕方が変わってきます。

幸せは、身近にある

成功するほど、普通の人が感じている幸せを感じられなくなるものです。大金持ちになって人の目につくたびにサインを求められるようになったら、プライベートが欲しいといった人がいるぐらい、普通の人が普通に持っているものを欲しがるようになります。

こうなると、幸せとは意外と身近なところにあるのではないでしょうか。有名になることで今まで持っていたものが欲しくなる、ということは、有名にならなくても欲しいものは身近にあるということになります。

それは、好きな人と一緒に好きな場所を散歩したり、遊んだり、好きな食べ物を食べたり。自分が好きな海や森、草原や川などでアウトドアなどをしたり。そうした誰でも出来ることに、実は本当の幸せが隠れているのかもしれません。

スポンサードリンク
スポンサードリンク