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ギター?ベース?楽器上達のポイントとバンドを組むすすめ!

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ギターやベースを演奏する人は多いですが、これらの楽器を素早く上達していくにはどうすればいいのでしょうか?案外間違っていることもあったりします。より可能な限り素早く上達していくための方法は、ギターであってもベースであっても同じことです。今回はそれを解説していきます。

挫折する人、しない人

楽器を始めてすぐに挫折してしまう人と、そのまま続けていける人がいると思いますが、これは意思の問題でしょうか?それとも向き不向きの問題でしょうか?どちらも半分正解で半分間違いともいえます。

たしかに自分が興味の持てることが向いていることであって、興味を持てなかったのであればそれは向いていなかったこととも言えます。また、長く続けていけばどのようなものでも兆しが見えてきます。継続は力なりという言葉があるように、続けられなかった意志の弱さも問題であると言えます。

しかし、また別の観点でとらえれば、その楽器をやっていく目標が見出せなかったのも原因なのではないかと思います。目標さえあれば、どんなに意志が弱くともどんなに向いてなくとも続けていけるでしょう。ですが、それがなければすぐにやめてしまいます。

たとえば、バンドを組む予定を立てるとか、動画配信をしてみるとか、女の子にモテたいでもいいですし、そうした目標をまず先に立てることで続けていけるのではないでしょうか?

バンドを組んでしまうのもアリ!?

そういう観点から考えても、バンドをまず初めに組んでしまうというのは一番いい方法かもしれません。現在世界で活躍しているプロのアーティストやミュージシャンでも、そのバンドに入ったことがきっかけで楽器を始めたという人もいます。

それが今では世界を背負って立つ有名アーティストになっているのですからすごいものですよね?そこまでいかなくとも、何もうまくなってからバンドを組むというルールがあるわけではありません。バンドを組んでしまってから楽器を始めてもぜんぜんいいですし、その方がうまくなっていったり上達していきやすいでしょう。

自分一人で練習していればついつい甘えが出てしまいますし、他人の目に触れないので自己満足してしまう部分が多いです。ところがバンドをはじめから組むことで常に他人の目に触れたり指摘される機会が増え、単純に考えてあなたが上達しないとバンド演奏もままなりませんから、足を引っ張らないように常に努力するというわけなのです。

よく、自分一人で楽器を弾く程度なのに他人のプレイに文句を付けたり、へたくそだと言う人間がいますが、間違いなく断言できるのは、どんなに自分が上手いと勘違いしていても、全くバンドを組んだことのない人間はヘタクソです。

機械にあわせて演奏するのではなく、生の演奏者がいるバンドで演奏することは容易なことではありません。それを知らずに自分の自己満足で他人を評価するのは言語道断です。まあ、個人の趣味として楽器を演奏するのが悪いとは言いませんが、マナーと常識があります。

とにかくたくさんの曲をコピーすべし!

さて、話は個人練習に戻りますが、個人練習でとにかく早く上達していきたいのであれば、やはりなるべくたくさんの曲をコピーすることです。沢山の曲をコピーしていくことで、音楽理論を知らなくとも無意識のうちに音の法則性が何となく掴めてきますし、多くの曲やジャンルに触れることで、その曲調やジャンルの基本となるリズムや弾き方がどんどん身についていきます。

バンドで実際に演奏する時にもそうしたものは活かせますし、バンドでオリジナル曲を作ろうとなった時に、全くコピーをしたことのない人で音楽理論も知らない人では、曲の作り方がわからなくて挫折してしまうでしょう。

コピーを沢山していれば、色々なレパートリーが頭の中に入っていますから、誰かがどんな曲を作ってきても、素早く「この進行はあの曲と同じだな」とか「このリズムは○○の定番だな」というようなことが瞬時にわかるようになり、アレンジや演奏で困らなくなります。

沢山の音楽を知ることで沢山の演奏を知り、沢山の音楽性を知っていくのです。とにかくたくさんの曲をコピーしてみてください。筆者は高校時代に500曲ほどコピーしました。その音楽性が今でも確実に音楽活動に根付いています。

自分の練習時間もバンドの練習時間も大切に!

楽器の上達で最も大切なことは、バンドの時間と個人の時間の両方を作ることです。いきなりバンドを組むのもアリだと言いましたが、やはり皆が初心者と言う状況では、お互いがお互いを甘やかし合ってしまう可能性もあります。

常に自分を高められるレベルのバンドにどんどん入っていくことが大切ですし、そうしたことを通してコミュニケーション力や人として成長していけます。個人練習がなければバンドでの演奏は成り立ちませんが、個人練習だけではバンドで全く演奏できないでしょう。

実際に生の人間が演奏する場を作って、合わせるということが大切です。他人とリアルタイムの演奏を合わせるということは、自分がミスれば他人もつられますし、その逆もまた然りなのです。そしてこうした中での練習こそが上達を早めます。

個人練習をしていることを前提として言えば、最も素早く楽器の腕を上達させていく方法は、バンドを組むことです。とにかく自分よりも上の人たちがいるバンドに参加していくことで上達も早まっていきます。そして、バンドを通して自分を見つめ直し、人間関係を構築して、人として成長することこそが音に直接現れます。

掛け持ちは邪道!?

最後になりましたが、バンドで掛け持ちをするのは禁止でしょうか?アリでしょうか?皆で頑張ろうというバンドがあるのに、別のバンドにも参加しているなんて邪道だと言う人もいます。

恋愛に例えて考えるとわかりやすいのではないかと思います。しかし、同時に掛け持ちが邪道だと考えるのは、あまりレベルの高くない部類のバンドだったり人間です。筆者的には掛け持ちはぜんぜんOKだと思います。

なぜ掛け持ちがいけないのでしょうか?恋愛において浮気がいけないのは言うまでもありませんが、バンドは恋愛とは違います。掛け持ちをしてもぜんぜんOKですし、掛け持ちをして沢山のバンドに入って沢山の人間関係を作っていった方が、より早く上達します

一つのグループでずっと弾いていくというのもいいですが、別の人間と組むと、また別の癖や演奏性があって更に上達していけます。とはいえ、掛け持ちはあくまでも持てる範囲でやりましょう。どのバンドにも迷惑をかけるようであれば本末転倒ですし、そこはメンバーと相談して掛け持ちしていくのが無難だと思います。

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