もう二日酔いにはならない!ビタミンBを味方につける最強の飲み方
酒は飲んでも飲まれるな
昔から言われているこの言葉であるが、仕事をしていると飲みたい飲みたくないに関わらず付いて回るのがこの「お酒」というもの。飲んでいる最中は、何とも言えない「いい気持ち」に包まれてしまうから、ついつい飲み過ぎ。翌朝は見事な二日酔いでダウンというのが、お決まりのパターン。
飲まれないように注意をしていても、ついつい飲みすぎてしまうのがお酒というもの。そうであるならば、「飲まれない」ための「最強の飲み方」をマスターして二日酔いを撃退してしまえば良いのです。
食前酒は甘酒で
「これから飲むのに甘酒?」とおっしゃることなかれ。この甘酒というもの、最近では「甘酒点滴」などといった点滴の成分として使われるほど、とても栄養価の高い「飲料?」として注目を集めているのです。
甘酒には多くのビタミンB群が含まれており、またそれらの体への吸収がとても早いという特長点があります。ビタミンB群は肝臓のアルコール分解作用を高めてくれる働きがありますから、これを食前に摂取しておけば、二日酔いになりにくくなるばかりか、悪酔いの防止にもなりますから、まさに最適の食前酒。
最近ではコンビニでも簡単に手に入りますし、暑い時期には冷やしておいても美味しいもの。「今日は飲むぞ」という時には、会社の冷蔵庫に忍ばせておきたいものです。
メインは蒸留酒
ビールから始まって、お酒の席もだいぶ暖まってくると、次のお酒選びが始まります。ワインや日本酒などの醸造酒には、二日酔いになりやすい成分が多く含まれていますから、なるべくこれらを含まない焼酎やウイスキーなどの蒸留酒を飲むようにした方が良いでしょう。
それでも日本酒が好き!というあなたは、吟醸酒は控えて純米酒を飲むようにするのが賢い選択。どうしても「大吟醸!」とこだわるならば仕方がありませんが、そんな時は、肝臓がアルコール成分を分解するのに使用する「水」をこまめに摂るのが「最強の飲み方」。
チェイサー(お水)を横におきながら日本酒をクイっとやるのも通っぽくっていいものです。
つまみもこだわる
お酒の席で切っても切れないのがおつまみ。美味しいものを優先したいのであれば、お酒を少し控えめにするなどの方法を取ればOKですが、「今日は飲みたい!」という時には、二日酔いを予防するために外せないおつまみがあります。
イワシやカツオ、そしてカキなどの食材には、やはりビタミンB群が豊富に含まれており、肝臓の働きを高めてくれる作用があります。今日はかなり飲みそうだと思った時には、「駆け込み注文」でもいいですから、これらの食材を使用したおつまみを注文するようにしましょう。
そうそう、肝臓への作用だから「肝臓を食べろ」というわけではありませんが、レバーにも豊富にビタミンBが含まれていますので、魚党ではなく肉派のあなたは、レバーからビタミンBを摂取するようにするといいでしょう。
寝る前にも対策を
ほろ酔い気分で家に戻ったら、あとは寝るだけ。最強の飲み方で予防はしてありますが、あのつらい二日酔いを予防するためには、トドメをさして万全を期しておきたいもの。
少々手間がかかりますが、寝る前に野菜ジュースを飲んでおくと、二日酔いに襲われる頻度は非常に低くなります。野菜ジュースと言っても、二日酔い予防のためには「大根ジュース」が最適。大根には、ジアスターゼという酵素とビタミンCが豊富に含まれ、これらの成分が有効に機能して二日酔いを防止してくれます。
ミキサーに大根と水と砂糖(蜂蜜だとなお良い)を入れるだけの作業ですから、酔い覚ましにもならない位の簡単作業です。野菜ジュースならば、水分補給も同時にできますから一石二鳥。面倒くさがらずに、ぜひ実践してみてください。
翌朝にはパリッと出勤
ここまで万全を期せば、そうそう二日酔いにはならないはずです。もちろん、体調と酒量のバランスがありますから、いつでも完璧というわけにはいかないかもしれませんが、普段からもこのような飲み方を心がけておくことは、あなたの肝臓を保護することにもつながります。昨夜の楽しいお酒でストレスは発散済み。元気な体でパリッと会社に向かいましょう!